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09月21日-06号

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  1. 糸満市議会 2022-09-21
    09月21日-06号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和4年第6回糸満市議会定例会会議録令和4年9月21日出席議員 21人1番 大 城 むつみ    2番 玉 城 哲 郎3番 山 内 竜 二    4番 前 田   潤5番 浦 崎   暁    6番 伊 敷 郁 子7番 賀 数 郁 美    8番 金 城 一 文9番 長 嶺 安 浩    10番 新 垣 勇 太11番 平 田 健 人    12番 金 城   悟13番 金 城   寛    14番 山 城   渉15番 西 平 賀 雄    16番 大 田   守17番 金 城   敦    18番 金 城   敏19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 徳 元 敏 之欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄    副市長       神 谷 和 男   教育長    幸 地 政 行    総務部長      福 元 信 美   企画部長   金 城   満    市民健康部長    新 垣 政 喜   福祉部長   島 根 辰 也    こども未来部長   国 吉   丘   経済部長   大 城   司    建設部長      上 原   斉   水道部長   伊 敷   勝    消防長       平 田 徳 明   教育委員会  金 城   秀    教育委員会     有 銘 真一郎   教育部長              教育指導監本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(金城寛) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆19番(金城幸盛議員) 皆さんおはようございます。市民の皆様にお役に立てるよう一般質問を行います。 件名1、物価高騰から市民生活を守る対策について。小項目1、5月10日、公明党会派が市長に要請した「物価高騰から市民生活を守る緊急要望書」の要望内容について、本市の緊急対策にどのように反映したか伺う。ア、地産地消食材提供事業の保育施設等への拡充について。 小項目2、8月5日、下野六太農林水産大臣政務官への「原油価格の高騰等による農業・水産業者への支援について(要請)」の概要を伺う。 件名2、通学路の安全確保について。小項目1、市道外かく線、セブン-イレブン糸満真栄里東店前の信号機設置のない横断歩道において5月30日、下校中の児童が交通事故に遭う事案が発生した。事故後の対応について、実施機関(教育委員会、道路管理者、警察)別に伺う。ア、本市教育委員会は事故発生後、通学路の合同点検を実施したか伺う。イ、道路管理者である本市の交通安全の確保策を伺う。ウ、信号機設置について、糸満警察署は交通量調査等を実施したか伺う。 小項目2、糸満南小学校の正門周辺への駐停車を禁止する対策について、進捗状況を伺う。 小項目3、三和中学校の通学路に防犯カメラを設置する考えがないか見解を伺う。 件名3、教育行政について。小項目1、電子黒板について更新を進めるよう令和3年9月定例会で求めてきたが、その後の進捗状況を伺う。 小項目2、就学援助制度、新入学用品費の援助単価の引上げについて、次年度に向けた検討の進捗状況を伺う。 件名4、災害に強い学校施設の在り方について。小項目1、糸満南小学校の校舎増築について、災害に強い学校施設として早期に整備すべきと考えるが、検討の進捗状況を伺う。 小項目2、災害に備え「学校給食用非常食」の配備について、検討の進捗状況を伺う。 小項目3、緊急地震速報に対応した非常用放送設備を津波災害警戒区域内にある学校から順次整備すべきと考えるが、検討の進捗状況を伺う。 件名5、SDGs(持続可能な開発目標)の推進について。小項目1、SDGs推進に関する宣言、取組指針等を策定する考えがないか見解を伺う。 小項目2、本市のSDGsへの取組のシンボルとして、本市オリジナルSDGsロゴを作成する考えがないか見解を伺う。 件名6、消防行政について。小項目1、救急隊の業務逼迫について伺う。ア、救急出動件数の増加状況を伺う。イ、非常招集の現状を伺う。ウ、近隣消防本部への応援要請の現状を伺う。エ、「救急搬送困難事案」の発生状況を伺う。オ、救急車に「救急車の適正利用のお願い」等を表示し、視覚による広報を行う考えがないか見解を伺う。 小項目2、消防職員の増員について。ア、消防職員の条例定数と消防職員数を伺う。イ、「消防力の整備指針」で算定される消防職員の充足率を伺う。ウ、「糸満市職員定数条例」を改正し、消防職員数を増やすべきと考えるが市長部局の見解を伺う。 小項目3、本市消防本部へのドローン配備について、検討の進捗状況を伺う。 件名7、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用について。小項目1、当該交付金を活用し、西崎研修センターサテライトオフィス等として整備する考えがないか見解を伺う。 小項目2、当該交付金を活用し「書かない窓口」を開設する考えがないか見解を伺う。 小項目3、当該交付金を活用し、防災チャットボットや防災アプリの導入等、防災DXを推進する考えがないか見解を伺う。 件名8、防災行政について。小項目1、令和4年3月定例会で提案した「気象防災アドバイザー」の活用について、検討の進捗状況を伺う。 小項目2、災害時に使用できるオストメイト専用簡易トイレの備蓄について、検討の進捗状況を伺う。 件名9、道路行政について。小項目1、市道福地真栄里線、名城から真栄里方面向け下り坂の急カーブについて、事故が多発していることから、滑り止め舗装等の安全対策を速やかに講ずるべきと考えるが見解を伺う。 小項目2、市道C7号線、いとま~る駐車場付近にある倒壊の危険がある街灯について、速やかに対策を講ずるべきと考えるが見解を伺う。 件名10、環境行政について。小項目1、西崎町4丁目の家庭ごみ収集について、本市の対応を伺う。 小項目2、家庭ごみ収集場所でのカラスによるごみ散乱の被害について、防止対策を講ずるべきと考えるが見解を伺う。 小項目3、令和3年12月定例会で提案した「ごみ分別アプリ」導入について、検討の進捗状況を伺う。 件名11、市民サービスについて。小項目1、市役所庁舎の男性用個室トイレサニタリーボックスを設置する考えがないか見解を伺う。 以上で、壇上での質問は終わり、あとは質問席より質問いたします。 ◎市長(當銘真栄) おはようございます。金城幸盛議員御質問、件名1、物価高騰から市民生活を守る対策について。小項目2、下野六太農林水産大臣政務官への原油価格の高騰等による農業・水産業者への支援について(要請)の概要についてお答えいたします。 令和4年8月5日に私をはじめ金城幸盛議員同席の下、肥料、飼料、農業資材や漁業関連資材の価格高騰による農林水産業経営に及ぼす影響を緩和するための取組の拡充及び新たな支援制度の創設や燃油価格高騰に対する燃油価格安定及び燃油購入時の負担軽減策の実施、漁業経営セーフティーネット構築事業の漁業者の負担率引下げについて要請を行いました。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名3、教育行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、本市の小中学校における電子黒板の整備については、平成27年度から普通学級、特別支援学級を中心に整備を行い、令和4年9月の契約予定分64台を含めこれらの教室への整備率は100%となります。しかし平成27年度導入機器については現在7年目となり、今後年次的な入替えを進めていく必要があります。電子黒板の入替えについては現在のところ、一括交付金を活用した入替えが可能であるか先進地や近隣市町村等の実績等を確認中ですが、それ以外の新たな補助金等制度の確認や活用検討も行い、学校現場での教育活動に支障が出ないよう計画的な機器の入替えを検討していきます。 小項目2、就学援助制度、新入学用品費の援助単価の引上げについて、次年度に向けた検討状況は、就学援助についてはこれまでも拡充を図ってまいりました。新入学児童生徒学用品費についても令和3年度に見直しを行っております。現在、県内11市近隣他市町と比較した場合、低額になっていることは認識しております。次年度の拡充については、財政状況等も勘案しながら関係部局と調整を図ってまいりたいと考えております。 ◎こども未来部長(国吉丘) おはようございます。御質問、件名1、物価高騰から市民生活を守る対策について。小項目1、5月10日、公明党会派が市長に要請した物価高騰から市民生活を守る緊急要望書の要望内容について、本市の緊急対策にどのように反映したかについて。ア、地産地消食材提供事業の保育施設等への拡充についてお答えいたします。 地産地消食材提供事業は、地産地消を図るとともに市内で経営する農家の生産基盤を守るため、市内小中学校の学校給食における食材費のうち市内で生産された野菜類の費用に対して補助を行う事業です。小中学校は学校給食センターで調理を行いますが、保育施設においては公立園、私立園、認可外保育施設など50か所以上の施設で自園調理、外部搬入などそれぞれの給食提供を行っており、本事業の拡充は難しいと考え別の形で支援を検討しました。その結果、コロナ禍における物価高騰対策として、地方創生臨時交付金を活用し食材料費負担軽減事業を実施することとしています。また地産食材を活用した加工品の提供があれば受入れ可能と考えています。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) おはようございます。御質問、件名2、通学路の安全確保について。小項目1、事故後の対応について。ア、教育委員会は事故発生後、通学路の合同点検を実施したかについてお答えいたします。 学校の夏休み期間中での合同点検は実施できておりませんが、各機関の日程調整を行い9月22日に行う予定となっております。 続きまして、御質問、件名2、通学路の安全確保について。小項目3、三和中学校の通学路に防犯カメラを設置する考えがないかについてお答えいたします。議員御指摘の三和中学校生徒の利用する通学路については以前から課題のある箇所と認識はしております。防犯カメラについては犯罪の抑止力にも効果があると考えられますが、設置については費用面の課題や設置箇所の検討、設置後の管理等の課題もあることから関係する部署に確認を取りながら検討していきたいと考えております。 ◎建設部長(上原斉) おはようございます。御質問、件名2、通学路の安全確保について。小項目1のイ及び小項目2についてお答えいたします。 小項目1、市道外かく線、セブン-イレブン糸満真栄里東店前交差点での交通事故事案の安全対策について。イ、道路管理者である本市の交通安全確保策についてお答えいたします。当該箇所は、幹線道路で交通量も多く速度も出やすいため危険な箇所として注意喚起のカラー舗装を施したところでありますが、より遠くからも視認できるようカラー舗装を延長し対策を行う予定であります。なお横断歩道のカラー塗装と併せて発注していることから、9月末の完了を予定しております。 次に小項目2、糸満南小学校正門周辺の路上駐車対策についてお答えいたします。同小学校前の市道南浜2号線は児童の送り迎えの車両による路上駐車が常態化し、事故も発生し危険であることから道路管理者として、去る9月9日に道路中央にポールを設置し路上駐車ができないよう対策を講じております。 次に御質問、件名9、道路行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、市道福地真栄里線、名城から真栄里方面向け下り坂の急カーブの滑り止め舗装等の安全対策については、名城から真栄里向けに減速を促す注意喚起の路面標示を行っておりますが、速度超過で事故を起こす方が絶えません。道路管理者の安全対策だけでなく運転手の安全運転の意識も必要と考えていることから安全対策の方法なども含め、糸満警察署と調整しながら対応してまいりたいと考えております。 次に小項目2、市道C7号線、いとま~る駐車場付近にある倒壊の危険がある街灯の対策については、路線周辺を確認したところ6基の街灯があり、うち1基は灯具破損、もう1基は倒壊の危険がある街灯であるため早急に対応してまいりたいと考えております。 ◎市民健康部長(新垣政喜) おはようございます。御質問、件名2、通学路における交通安全の確保について。小項目1、セブン-イレブン糸満真栄里東店前の信号機のない横断歩道について。ウについてお答えいたします。 小項目1、ウ、糸満警察署からは近いうちに交通量調査を行い必要性を判断し年に1回ある上申の機会を捉えて沖縄県警本部への上申を検討しますとの回答を得ております。 次に御質問、件名10、環境行政について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。小項目1、西崎工業団地一帯については、事業所のための地域であり許可業者と委託業者が混在することがないように、家庭ごみについては5丁目に場所を指定して出すようにしています。4丁目にお住まいの方についても同様に同じ場所に出していただけないか調整してまいります。 小項目2、家庭ごみ収集場所でのカラスによるごみ散乱の被害については、ホームページや広報の折り込みチラシ等でカラスや猫の対策方法など紹介しています。被害のある地域ではそれぞれの家庭やアパートで、籠やネットなどを使用し対策してもらっています。本市の取組として被害の多い地域での対策事例などを調査してまいります。 最後に小項目3、令和3年12月定例会で提案したごみ分別アプリ導入については、どのようなアプリが使いやすいか検討しているところであります。市民の利便性の向上と職員の負担軽減になることから導入に向け検討してまいります。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) おはようございます。件名4、災害に強い学校施設の在り方ついて。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、糸満南小学校の校舎増築について、検討の進捗状況につきましては校舎増築新規事業としてできるだけ速やかに設計予算の確保に努めてまいりたいと考えております。 小項目2、災害に備え学校給食用非常食の配備について、検討の進捗状況につきましては現在、他市町村の状況を調査中でございますが、学校給食用非常食は災害時の備えのほか、停電等により学校給食が提供できない時の非常食としての活用もできるものと認識しております。今後、予算面も含めて引き続き関係課と協議を進めてまいります。 小項目3、緊急地震速報に対応した非常用放送設備を津波災害警戒区域内にある学校から順次整備すべきと考えるが、検討の進捗状況につきましては津波災害警戒区域内にある学校は、光洋小学校、西崎小学校、西崎中学校、糸満南小学校が該当し他の学校よりも先に整備を進めていきたいと考えております。校舎改築時期及び消防設備等の改修時期に合わせて、対応可能な機能を備えた設備改修を検討してまいります。 ◎企画部長(金城満) おはようございます。件名5、SDGsの推進について。小項目1及び小項目2についてお答えいたします。 小項目1のSDGs推進に関する宣言、取組指針等を策定する考えについて。本市においては市政運営の基本となる第5次糸満市総合計画においてSDGsへの取組をまとめ、その方向性を示しました。総合計画にまとめた取組の方向性は、国際社会全体の開発目標であるSDGsが目指すゴールとスケールが異なるものの、その目指す方向性は同様であることから総合計画の推進を図ることでSDGsの目標達成に資するものと考えております。具体的には総合計画の25の政策、68の施策、86の指標とそれに対応するSDGsのゴール、ターゲット、指標との関係を明らかにしているところであります。このことからまずは総合計画の効果的な推進について取り組んでまいります。 小項目2、オリジナルSDGsのロゴ制作につきましては、SDGsの取組のPRになるものと考えられることから、県内自治体の取組状況やその効果について調査してまいりたいと考えております。 件名7、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用について。小項目2、当該交付金を活用し書かない窓口を開設する考えがないかについてお答えします。書かない窓口につきましては窓口サービスの向上、業務の効率化の観点から大変有益でありますので関係課を含め検討してまいります。 件名7、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用について。小項目3、当該交付金を活用し、防災DXを推進する考えがないかについてお答えします。防災チャットボットや防災アプリの導入につきましては、他自治体の活用状況や市民ニーズにどのように応えられるかを踏まえ関係課を含めて検討してまいります。 件名8、防災行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、気象防災アドバイザーの活用については令和4年11月初旬に実施する沖縄県広域地震・津波避難訓練の前後で気象防災アドバイザーを招聘し、市民向けの気象防災講演会の開催を予定しております。今後も気象台と連携しつつ活用について検討してまいります。 小項目2、災害時に使用できるオストメイト専用簡易トイレの備蓄については、今年度の導入に向け進めてまいります。 ◎消防長(平田徳明) おはようございます。御質問、件名6、消防行政について。小項目1、救急隊の業務逼迫について。アからオまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、救急出動件数の増加状況については、コロナ感染拡大や熱中症等により令和4年度は昨年度の同月まで、4月1日から8月31日までと比べて約600件の増加があり、過去最大を超えるペースの出動件数となっております。 次にイ、非常招集の現状については今年4月から8月、5か月間の非常招集の回数が93件で令和3年度の同月と比較すると30回増えている状況です。 次にウ、近隣消防本部への応援要請の現状については、今年度4月から8月、5か月間の救急車の応援要請は豊見城市消防12件、島尻消防4件、計16件となっており昨年度の救急応援要請12件を既に超えている状況です。 次にエ、救急搬送困難事案の発生状況については、原因として出動件数の増加や新型コロナ感染拡大で各病院が逼迫して受入れが困難となったことが考えられます。令和4年1月から7月までに4件あり、令和3年は1年間で1件に対して今年は3件増えている状況です。搬送困難事案とは病院などへの受入れ照会が4回以上かつ現場滞在時間が30分以上のケースです。 最後にオ、救急車に救急車の適正利用のお願い等を表示し、視覚による広報を行う考えについては、広報いとまん、FMたまん、糸満市ホームページを活用し市民に周知を行っております。救急車への表示については既に実施している消防本部からの情報を得ながら調査研究をしていきます。 御質問、件名6、消防行政について。小項目2、消防職員の増員について。ア及びイについてお答えいたします。小項目2、ア、消防職員の条例定数と消防職員数については、消防職員の条例定数は58名です。消防職員数については現在59名です。1名増の理由については糸満市職員定数条例において消防職員は採用となった日から1年間は定数外の職員として取り扱われるため59名となっています。 次にイ、消防力の整備指針で算定されている消防職員の充足率については、国の示した消防力の整備指針において算定された本市の消防職員数は102名で職員定数が58名であることから充足率は56.9%となっています。 御質問、件名6、消防行政について。小項目3、本市消防本部へのドローン配備についてお答えいたします。本市消防本部へのドローン配備については、検討の進捗状況については今年度、ドローン操縦士養成講習会に2名を派遣し実施計画に盛り込んで関係部局と調整しながら令和5年度、財源となる緊急防災・減災事業債を活用し導入に向けて取り組んでいく考えであります。 ◎総務部長(福元信美) おはようございます。御質問、件名6、消防行政について。小項目2、消防職員の増員について。ウ、糸満市職員定数条例を改正し消防職員数を増やすことについてお答えします。 今年度は本市の実情を踏まえた定員適正化計画を策定し、計画的な定員管理に取り組んでいく予定であります。消防職員の定数につきましても定員適正化計画を策定する中で関係部局と協議してまいります。 次に御質問、件名11、市民サービスについて。小項目1、市役所庁舎の男性用個室トイレサニタリーボックスを設置する考えはないかについてお答えいたします。市役所庁舎の男子個室トイレサニタリーボックスを設置する考えについては、膀胱がん、前立線がんの手術を受けた方や頻尿や尿漏れなどにより尿漏れパッドやおむつを使用する方のためにサニタリーボックスの設置は大変有意義なことだと考えますが、男子個室トイレは幅が約0.9メートル、奥行約1.2メートルとパッドやおむつ替えをするにはスペースが狭く、厳しいと思われます。庁舎の各フロアには多目的トイレが設置されており、多目的トイレですと幅が約2.6メートル、奥行約1.8メートルと、パッドやおむつ替えを容易に行えるスペースがあり、またサニタリーボックスも既に設置されておりますので多目的トイレを利用するよう案内表示を行うなど周知に努めてまいります。 ◎経済部長(大城司) おはようございます。御質問、件名7、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用について。小項目1、西崎研修センターサテライトオフィス等として整備する考えがないかについてお答えいたします。 西崎研修センターは開業から築24年が経過し建物及び各設備の老朽化や改修に多額の費用がかかることが判明したため令和3年4月から休館しております。利活用については公的利用を優先に調査を進めておりましたが実現に至っていません。今後はサウンディング調査等で民間事業者の意見やニーズ等を把握し施設の有効活用策を講じてまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) それでは、まず件名6の消防行政からいきたいと思います。 まず、この場をお借りしまして昼夜を分かたずですね、本当に市民の生命財産を守るために御尽力頂いている本市消防職員の皆様に感謝と御礼を申し上げます。それでは、再質問させていただきます。まずは小項目1の救急隊の業務逼迫について順次お伺いをしてまいりたいと思います。まず、アの救急出動件数の増加状況についてでございますけれども、救急車の適正利用と思われない事例、ケースがございましたらお伺いいたしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 適正利用と思われないケースとのことですが、総務省消防庁の資料によりますと交通手段がないから。それから、早く見てもらえるから。便利だから。といった事例が挙げられています。 ◆19番(金城幸盛議員) 本市の状況も今後また聞いていきたいと思います。 次にイ、非常招集についてでございますけれども、まずどのような場合に非常招集をするのかこの点を教えていただきたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 救急車が3台同時に出動した場合や火災救助等で出動した際に署内待機職員が5人以下になった場合に非常招集を行っております。 ◆19番(金城幸盛議員) 次に、まず非常招集の手順について教えていただきたいと思います。
    ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 署内待機要員が5人以下となった場合に非番それから週休職員に非常招集を行っております。 ◆19番(金城幸盛議員) 救急車が先ほど3台出動した場合というお話がございましたけれども、その場合において招集される人数をお伺いいたしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 日勤の職員で対応できない場合には非常招集人数は3人必要です。 ◆19番(金城幸盛議員) 3台出動した場合は3人招集するということの理解でよろしいでしょうか。非常招集を1日に複数回行った事例といいますか、ケースはあるのか。また1日当たりの最多回数をお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 複数回非常招集を行ったケースとのことですが、それはあります。令和4年4月から8月までで見ますと1日に4回あり、それから救急同時が3件とその他火災の場合に出動の1件ということです。 ◆19番(金城幸盛議員) 非常招集が増加している要因についてお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 非常招集の増加の原因ということですが救急出動の増加、それから救急の出動が増加していることによって人員の不足が考えられます。 ◆19番(金城幸盛議員) 次にウ、近隣消防本部への応援要請についてお伺いをしたいと思います。応援要請が増加している要因をお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 現在コロナ禍でコロナ感染拡大やそれから熱中症等による救急出動件数が増加していることが考えられます。 ◆19番(金城幸盛議員) 次に応援要請の手順を教えていただきたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 近隣の消防への事前の応援要請依頼を行います。それで許可を得て事案が発生したときに再度電話で応援要請の連絡を入れて、それから近隣消防に指令をかけるように沖縄県消防指令センターへ連絡をします。 ◆19番(金城幸盛議員) 応援要請を断られた事例、ケースはございますでしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 最初の応援要請はまず豊見城市消防本部にお願いをします。それから豊見城市消防本部の救急車が対応不可の時に、断られた場合には島尻消防に応援要請をしたケースがあります。 ◆19番(金城幸盛議員) 次にエ、救急搬送困難事案についてでございますけれども、病院などへの受入れ照会の最多回数と最長の現場滞在時間お伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 病院などへの受入れ照会の最多回数それから最長の滞在時間ということですが、令和4年4月から8月まで見ますと、受入れ照会の最多回数ですが6回。それから最長滞在時間が88分です。 ◆19番(金城幸盛議員) オ、救急車の適正利用のお願い等の表示についてでございますけれども、他の消防本部ではですね、既に実施されているところもございます。できることはすぐにでもやるべきであると考えますけれども、この点についてお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 他の消防本部ではもう救急車に適正利用の表示を実施している消防もありますが、効果は限定的であるとして役所電光掲示板への掲示やそれからホームページ、それから広報紙による適正利用の周知を行っているところです。また救急車への表示については文字数に制限があるため適正利用についての誤解を招くことが懸念されます。特に救急車が必要な方に積極的に救急車を利用していただくためには、適正利用についての十分な説明が必要になるため広報紙やラジオ等の媒体を活用するのが有効であると判断をしております。 ◆19番(金城幸盛議員) 今まで救急隊の業務逼迫等についてお伺いしてきましたけれども、この消防職員、長引くコロナ禍等もございます。こういったことを踏まえると心身の疲労の蓄積というのは相当なものがあるのかなと思うんですけども、その点についてお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 新型コロナや熱中症等の救急要請等も重なり救急出動件数が増加傾向にあり救急隊員の業務は逼迫した状態が続いており、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積している状況であると感じております。 ◆19番(金城幸盛議員) この現状を改善する一助となるのが消防職員の増員ではないかなと本員は考えますけれども、消防長の見解をお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 救急の出動件数が増加傾向にあり救急車の適正利用を市民に周知するとともに、救急隊員の業務が逼迫した状態を考えると職員は必要だと認識しております。 ◆19番(金城幸盛議員) 小項目2、消防職員の増員についてお伺いしたいと思います。まずア、消防職員の条例定数と消防職員数についてでございますけれども、お隣の豊見城市の消防職員定数と消防職員数をお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 令和4年4月1日現在で豊見城市の消防職員定数は67名、消防職員数は64名です。 ◆19番(金城幸盛議員) 消防職員の充足率についてお伺いします。沖縄県の平均充足率をお伺いします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 県内の18消防本部の平均充足率は63.1%です。 ◆19番(金城幸盛議員) 続きましてイ、消防職員の充足率でございますけれども、近隣の豊見城市、島尻、東部の3消防本部の充足率、お伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 近隣の3消防本部の充足率ですが、4月1日現在で豊見城市消防が57.1%、それから島尻消防が76.7%、東部消防が68.9%となっております。 ◆19番(金城幸盛議員) この消防職員の増員については、先ほど救急との逼迫についてもいろいろお聞きしましたけれども、まず消防職員の増員ですけれども近隣の消防本部と比較しても少ない消防職員数の中から沖縄県の消防指令センターに派遣もされていると思います。何名派遣されていますか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 消防指令センターへは2名の職員を派遣しています。 ◆19番(金城幸盛議員) 新型コロナが増えた場合に新型コロナ待機ステーションが設置されます。その場合に何名の消防職員が派遣されるかお伺いします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 コロナステーションが設置された場合の職員の派遣要請があれば、非番職員を3名派遣しています。 ◆19番(金城幸盛議員) ウ、糸満市職員定数条例の改正についてお伺いしたいをしていきたいと思います。市長部局においては、この消防職員の増員についての必要性については認識されているのかお伺いしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 増員については今後は救急車の適正利用の取組や職員の健康管理など、今後様々に検討していかなければならないとは、併せて考えていかなければならない課題であると認識しております。 ◆19番(金城幸盛議員) 業務が逼迫をして消防職員数も足りない。そういう中で皆さん大変な思いで今任務に当たっていただいていますけれども、その上で消防職員になるためには、先ほどもお話ございますけども、1年近く消防学校はじめ研修等が発生をします。実際に採用されたからといってすぐに現場に出られるわけではないです。そういったことを踏まえると早めの対応というのは絶対的に必要かなと思います。その上でお聞きしますけれども、定員適正化計画を策定する中で消防職員の増員について前向きに検討頂けるか見解を伺いたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 定員適正化計画を策定していく中で、増員も視野に協議してまいりますが、本庁部局におきましても職員、コロナ禍の中で職員の不足、負担というのは消防職と同じように逼迫している状況もございますので、全体的に検討していくというような形になるかと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 消防職員と同じではないと思うんですね。消防職員は代わりがいないわけですね。代わりがいないですし、例えば会計年度任用職員を採用というわけにもいきませんので、それは同じではないと思います。それを同じと議論したら駄目だということを指摘をしたいと思います。今年度中に消防職員の条例定数を増やすことは可能かお伺いしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 定数条例の改正時期につきましても、先ほどの定員適正化計画を策定していく中で関係課と協議して取り組んでまいりたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) しっかり早めの議論をお願い申し上げたいと思います。 次に小項目3、本市消防本部へのドローン配備についてでございますけれども、先ほど私5回、今回含めて聞いてきましたけども、1番すばらしい答弁を頂戴いたしました。まずもって御礼申し上げます。確実に来年度導入していただきたいので、そこで市長にお伺いしたいと思いますけれども、この市民の生命、財産を守るために令和5年度消防本部にドローン配備するとの明確な答弁頂けないでしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 ドローン配備については令和5年度緊急防災、それから減災事業債を活用して導入に向けて前向きに検討すると先ほどお答えしましたが、関係部局と財政状況をいろいろ勘案して検討していきたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 次に件名1、物価高騰から市民生活を守る対策について。小項目1について保育施設等への支援についてお伺いをしたいと思います。まず先ほど御説明頂きました地方創生臨時交付金を活用した食材料費負担軽減事業の概要についてお伺いしたいと思います。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 概要としましては、令和4年4月から令和5年3月までの間に私立保育所などや認可外保育施設において給食提供を行った児童1人1日当たり12円を上限として、食材料費負担軽減給付金を支給する事業となっております。 ◆19番(金城幸盛議員) 長引くコロナ禍でこの物価高騰などに対応するため、保育施設等への引き続きの追加支援策等を果敢に取り組んで頂くようお願い申し上げたいと思いますけれども、この件について御見解頂ければと思います。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 物価高騰などにより施設などの運営も厳しくなっていることは認識しております。今後も国や県が発出する制度に注視し、支援できるよう取り組んでまいりたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 小項目2、8月5日、下野六太農林水産大臣政務官への要請でございますけれども、市長が先頭に立ってこのように本市の農業者そして水産業者の声を国に直接要請したことは極めて重要であると考えます。私も公明党金城泰邦衆議院議員、窪田哲也参議院議員と連携して今回の要請を、後押しをさせていただきました。価格高騰対策として農業者、水産業者の支援に引き続き取り組んでいきたいと考えております。その上で国、県の対策や支援策できめ細やかさが足りないところについては、本市の支援が必要だと考えますけれども、この点についてお伺いしたいと思います。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 農業分野、水産分野あるんですけども、農業分野においては肥料高騰分に対しての支援について国が70%、県が15%の支援を実施することが決まっていますので、市においても肥料高騰分に対しての15%の支援ができないか検討しているところです。水産分野においては糸満漁協で燃料、配合飼料が価格上昇したときに漁業者や養殖業者への影響を緩和するために、水産庁の漁業経営セーフティーネット構築事業を活用しているとのことです。今後は同事業の漁業者負担額について糸満漁協と相談しながら水産業者への支援策について調整していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 引き続きの農業者、水産業者への支援をよろしくお願い申し上げたいと思います。 次に件名2、通学路の安全対策についてでございますけども、小項目1、事故後の対応についてでございますけれども、これにつきましてはさきの6月定例会でも御質問させていただいて、今回の御質問で進捗状況等を確認させていただいております。その上でア、通学路の合同点検について明日22日に実施するということでございますけれども、事故後、市長をはじめ教育長、学校長、PTA会長名で信号機設置要請がなされております。警察署にもぜひともそういったことを重く受け止めていただきたいというふうに考えるわけでございますけれども、明日の合同点検の際に、信号機設置について教育委員会として強く改めて申入れできないか、その点をお聞きしたいと思います。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 明日の合同点検で議員のおっしゃるように再度教育委員会として要請していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) イ、道路管理者である本市の交通安全の確保策について。先ほど遠くからでも確認できるようカラー舗装を延長して対策を行うということでございまして安心をいたしました。速やかに整備されるよう期待をいたしております。ウ、信号機設置について。先ほど糸満警察署の取組について御報告頂きましたけれども、この糸満署の取組を引き続き注視しながら、進捗についてまた今後も確認をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 次に小項目2、糸満南小学校の正門周辺への駐停車を禁止する対策について。これにつきましては9月9日、ラバーポールが道路中央に設置されていることを確認させていただきました。迅速な対応、感謝申し上げたいと思います。 次に小項目3、三和中学校の通学路への防犯カメラ設置についてでございますけれども、この見守りの目が行き届かない箇所が多々あります。通学路の安全確保は最優先されるべきと考えております。防犯の観点からの通学路の安全確保策を今後、三和校区だけではなくて他の校区も含めてそういった確保策を検討する上で、この次年度、三和中学校の通学路に試験的に防犯カメラを設置して課題について検証する考えはないか見解を伺いたいと思います。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 防犯カメラの設置につきましては費用面や管理体制等の課題もあることから、関係課と調整し検討していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 件名3、教育行政について。小項目1、電子黒板の更新についてお聞きしたいと思います。デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用も検討する考えがないか見解を伺いたいと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 電子黒板の更新についてデジタル田園都市国家構想推進交付金の活用も含めて沖縄県や市、担当部署にも確認を取りながら活用可能性について検討していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 次にまた電子黒板の更新ですけれども、先ほど年次的に入替えが必要という御答弁もございました。この児童生徒の学習に支障がないように改めてしっかり取り組んで頂きたいとお願いしたいと思いますけれども、この点について見解を伺いたいと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 一括交付金の活用の可能性や新たな補助制度の確認なども踏まえて児童生徒の学習に支障がないよう取り組んでいきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 小項目2、就学援助制度、新入学用品費の援助単価の引上げについてでございますけれども、先ほども答弁ございましたけれども、令和3年度の見直しをしていただいて単価引上げされましたけれどもまだまだ低い状況がございます。そこで伺いますけれども、糸満市を除く県内10市の新入学用品費の援助単価を小学校、中学校別にお伺いしたいと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 県内10市の新入学用品費の援助単価を小学校、中学校ごとにお答えいたします。那覇市、宜野湾市、浦添市、名護市、沖縄市、豊見城市、うるま市、南城市、宮古島市が、小学校が4万600円、中学校が4万7,400円。そして石垣市が、小学校が3万円、中学校が3万5,000円となっています。 ◆19番(金城幸盛議員) 本市の新入学用品費の援助単価をお伺いします。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 糸満市の新入学用品の援助単価は、小学校3万円、中学校3万5,000円となります。 ◆19番(金城幸盛議員) 他市並み、要は先ほども頂いたこの小学校4万600円、中学校4万7,400円に引き上げる場合に単価引上げにかかるおおよその予算額をお伺いしたいと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 他市並みに単価引き上げる概算については400万円となります。 ◆19番(金城幸盛議員) 400万円ということで、ありがとうございます。今長引くコロナ禍や物価高騰等戦後最大の経済危機とも言われております。また多くの市民がいろんな様々な、この物価高騰に直面をして大変な状況下に置かれております。そして本当に今、皆様方は本当に懸命に日々を過ごしておられます。そんな市民に寄り添って支え力になるのがここにいる私たちの務めであると思います。今この時だからこそ本市も他市並みの援助単価、引き上げるべきだと考えますけれども、市長の御見解を伺いしたいと思います。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 現在コロナ禍で厳しい状況が続く中、国の交付金を使いながら地域経済また暮らし給付金等を使いながら市民を支援させていただいております。議員提案につきましても財政状況等バランスを見ながら、調整しながら検討させていただきたいというふうに思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともですね、この新入学に向けて、今からランドセルどうしたら買えるかなとか本当に大変な状況にあると思います。体育着どうするのかなとか。本当にそういったことにしっかり手当てできるように検討頂きたいということをお願い申し上げたいと思います。 次に件名5、SDGsの推進についてお伺いしたいと思います。この小項目1のSDGs推進に関する宣言、取組指針等を策定する考えについてでございますけれども、先ほどまずは総合計画の効果的な推進に取り組む旨の答弁がございました。これは行政として当然の取組であろうというふうに思います。SDGsの推進においては世界的な視野で考え、地域の視点で捉え、一人一人が自分ごととして行動していくことが重要であると考えます。本市に関わる一人一人がSDGsについて考え行動につなげていくために、SDGs推進に関する宣言を策定し、これを市民の皆様や企業、関係団体などの様々なステークホルダーと共有し、この持続可能なまちづくりに向けて取り組むことが必要であると考えます。SDGs推進に関する宣言を策定する考えがないか、いま一度お伺いをしたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 議員のおっしゃるように地域の視点で捉え、本市に関わる一人一人がSDGsについて考え行動につなげていくという視点は非常に重要だと考えております。そういう意味でも総合計画というところで位置づけたところでございますので、まずは総合計画を推進することでSDGsの目標達成に資するものとしてその関係性を明らかにしてまいります。その効果的な推進に取り組む中で現在、総合計画の初年度に当たる令和3年度実施分の効果検証を行っているところであります。併せてSDGsの取組についてもその中で、これまでの表現とは異なって改善して表現できるようにしてまいります。その上でSDGs推進に関する宣言を策定することについては、県内自治体の取組状況等を調査してまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 本市としてこのSDGsの達成、率先して取り組むべきであると考えております。前回もこのような御質問をしました。そのためにはまず市職員の意識改革、意識変革が極めて重要と考えます。SDGsを推進するために市職員の研修や、また市民への普及啓発の取組等を含むアクションプラン策定等は必要であると考えますけれども、見解をお伺いしたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 繰り返しの答弁になって恐縮ですけれども、現在総合計画の初年度に当たる令和3年度の実施分の効果検証を行っております。併せてSDGsの取組についても整理して改善してまいります。その上で本市に合った推進方法を模索してまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 次に小項目2、本市オリジナルSDGsロゴを作成する考えがないかについてでございますけれども、本市が本気になってSDGsを推進していこうとするなら、おのずとその旗印として本市オリジナルSDGsロゴが必要となると考えますけれども、この点についていま一度見解を伺いたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 本市のオリジナルロゴの製作につきましてはSDGsを推進するための取組の1つとして、まずは県内自治体の取組状況やその効果について調査して検討していきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) 時間がないので次に行きます。 件名7、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用についてでございますけれども、小項目1、西崎研修センターサテライトオフィス等として整備する考えがないかについて。民間事業者の意見やニーズ等の把握、調査の方法とその実施時期についてお伺いしたいと思います。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 サウンディング調査等による民間事業者への意見聴取及びニーズ等の把握については今年度中に取り組めるように努めてまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) 移住定住や関係人口、交流人口の創出を促進して市内へ訪れた人の滞在時間や地域内消費の拡大を図るなど本市に新たな人の流れを創出し、地域活性化に資する施策であると考えますけれども、この点について御見解を伺いたいと思います。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 新型コロナウイルスの蔓延に伴う新しい生活様式が求められる中、テレワークによる勤務地にとらわれないリモートワーク時代が到来し働き方が多様化しております。リゾート感あふれる非日常性、豊かな自然と多種多様な伝統文化を身近に感じることができる本市において事業を実施した場合は企業進出や移住などを促し、地域活性化につながるものと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 小項目2、書かない窓口の開設についてでございますけれども、誰一人取り残さない人に優しいデジタル化の推進に資する取組であると考えます。申請書等の記入が不慣れな高齢者等に職員がサポートする体制整備と職員の業務効率化の両方の効果が見込まれると考えますけれども御見解を伺いたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 デジタル化の推進については、議員のおっしゃる通り効率化が見込まれます。ただやり方によっては相当な費用が見込まれますので、財源の調達が課題となります。どのような方法がよいか引き続き検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) このデジタル田園都市国家構想推進交付金の活用でございますけれども、様々な分野、部署での施策の展開への活用なども考えられます。全国の先進事例を参考に本市における検討を加速させる考えがないか見解を伺いたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 先進事例もたくさん示されておりますけれども、やはり本市に合ったものを模索していくことが重要でございます。そのために先日、糸満市デジタル化推進本部というものを設置しました。要綱を策定しております。その中でこういったDXの推進に関する計画等を進めていくことになりますので、その中で研究していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 件名8、防災行政について。小項目2の災害時に使用できるオストメイト専用簡易トイレの備蓄についてお伺いしたいと思います。災害時にオストメイト、人工肛門や人工膀胱装着者が安心して避難生活ができるように、ぜひとも今年度中の導入をよろしくお願い申し上げたいと思います。その上でオストメイトは腹部に便や尿の排せつ口、ストーマがあり、そこにパウチを装着して排せつ物をためます。災害時におけるストーマ装具の確保についても今後検討頂きたいと考えますけれどもこの点についてお伺いしたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 避難に必要なものは持参することを原則としているところでありますけれども、外出中に被災した場合など持参できないケースも想定されます。そういうことから他市での運用状況を踏まえ検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) 件名9、道路行政について。小項目1、市道福地真栄里線、名城から真栄里方面向け下り坂の急カーブについてでございますけれども、こちらの事故等の安全対策については令和3年12月定例会でも事故が多発していたことから、当該箇所の滑り止め舗装等の安全対策を速やかに講ずるべきと指摘をさせていただき、道路管理者としてこの注意を促す路面標示を行っていただいたところではございます。しかしながらその後も当該箇所での事故は多発しております。近隣の方からは当該箇所では過去に重大事故もあったとのお話もあり、また当該箇所に接する農業者は農作業中に車が畑に突っ込んでこないか心配とのお声も頂いております。さらに大型リゾートホテルの開業で交通量も増加傾向にあり、大型車両の通行も増えています。今回も含め2回の定例会一般質問において当該箇所で事故が多発していること、重大事故が起こらないか危惧する声があることなどを指摘し道路管理者として安全対策を速やかに実施していただきたいと強く求めております。そのことをぜひとも受け止めていただいてさらなる安全対策を速やかに実施すべきであると考えますけれども、道路管理者として本市の見解をお伺いしたします。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 当該道路の下り坂カーブについては減速を促す注意喚起の路面標示を行っておりますが、速度超過等で事故を起こす方が絶えないと聞いております。道路管理者の安全対策だけでなく運転手の安全運転の意識も必要と考えております。しかしながら交通安全対策を進めていく上では議員提案の滑り止めの舗装や注意喚起看板等の設置も含めてより効果的な対策について糸満警察署と調整しながら今後早急に対応していきたいと考えているところでございます。 ◆19番(金城幸盛議員) よろしくお願いいたします。 小項目2、市道C7号線、いとま~る駐車場付近にある倒壊の危険がある街灯についてでございますけれども、こちらが街灯になっていて非常に斜めになっていて危険ということで地域の方から言われております。下も腐食をして今大変な状況でございます。先ほど早急に対応したいとの答弁でございましたけれども、どのような対策を講ずるのかお伺いしたいと思います。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 先ほどの写真については私も現場に行って確認をしております。根元の腐食で倒壊のおそれのある街灯は溶接等で補強して対応してまいりたいと考えております。また灯具の破損街灯については灯具の取替え等で対応していきたいと考えているところでございます。 ◆19番(金城幸盛議員) 早急な対応をお願い申し上げたいと思います。 次に件名10、環境行政について。小項目1、西崎町4丁目の家庭ごみ収集についてでございますけれども、先ほど5丁目は収集されているというお話がございました。4丁目については調整中とございましたけれども、4丁目にお住まいの方からはぜひとも4丁目でも収集頂きたいというお話がありましたので、しっかりそれに応えていただきたいと思います。やはりこの令和4年8月31日現在、西崎町4丁目には24世帯、64人の方の住民登録がございますので、しっかり御対応頂きたいと思いますけれども、その点についてお伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 事業ごみと家庭ごみが混ざらないように、まずは場所の選定が必要となりますので4丁目住民の皆様の利便性を考慮しまして調査してまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 家庭ごみは毎日のことですので早急な対応をお願いしたいと思います。引き続きこの件について確認をしていきますので、12月定例会までには結論に至っているようによろしくお願いいたします。 次に小項目2、収集場所でのカラスによるごみ散乱の被害についてでございますけれども、やはり本市として防止対策を講ずるべきだと思います。ぜひとも調査結果とかも踏まえて対応策をお示し頂きたいと考えていますけれども、御見解を伺いたいと思います。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 本市では市のホームページやチラシなどでカラスや猫からの対策として籠に入れる。ネットをかけるなど有効な方法を紹介しております。 ◆19番(金城幸盛議員) これ市民の方からカラスの苦情というのは非常に増えていますので対応をお願いしたいと思います。 最後に小項目3、ごみ分別アプリの導入について検討のスピードが遅いように感じられますけれども、次年度導入は可能でしょうか。これを聞いて私の一般質問は終わりたいと思います。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 ごみ分別アプリにつきましては、次年度導入に向けて取り組んでまいります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時19分)                              (再開宣告午前11時19分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆11番(平田健人議員) 11月に当選させていただきまして、12月、3月、6月、9月と4回目の一般質問張り切っていきたいと思います。よろしくお願いします。 件名1、道路行政について。小項目1、喜屋武の広場(ヘーランメー)前の県道3号線と喜屋武公民館前道路の交差点は現在、標識やミラーの設置などがされているがそれでも事故が発生する場所である。ア、これまでの交通事故件数を伺う。イ、喜屋武公民館前道路の制限速度を伺う。 件名2、生理の貧困について。小項目1、教育委員会での生理の貧困への認識及びこれからの対応について。ア、市内各小中学校の対応の進捗状況を伺う。イ、子供たちの声や学校の意見を可視化するためアンケートの実施は可能か伺う。 件名3、通学路の安全確保について。小項目1、糸満中学校前道路では登下校時たくさんの児童生徒が通学路として利用しているが、幅の狭い道であるため安全の確保が必要だと考える。ア、現在の対応について伺う。 件名4、市の情報発信について。小項目1、情報インフラとしてのソーシャルメディアの位置づけ、各種サービスの特性等を踏まえた効果的な活用について。ア、情報インフラを整えていくために市のアカウントのフォロワー数を増やしていく必要があると考えるが、現在の進捗状況を伺う。 以上、再質問は質問席よりさせていただきます。 ◎市長(當銘真栄) 平田健人議員御質問、件名4、市の情報発信について。小項目1、情報インフラとしてのソーシャルメディアの位置づけ、各種サービスの特性等を踏まえた効果的活用について。ア、市のアカウントのフォロワー数の状況についてお答えいたします。 糸満市が管理している公式ソーシャル・ネットワーキング・サービス、いわゆるSNSはLINE、フェイスブック、インスタグラムがございます。それぞれの登録者数につきましては、9月20日現在、LINEが3,606名、フェイスブックが5,878名、インスタグラムが2,451名となっております。 残りの御質問につきましては、教育長及び担当部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名2、生理の貧困について。小項目1、教育委員会での生理の貧困への認識及びこれからの対応について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、市内各小中学校の対応の進捗状況については、中学校で5校、小学校で5校の学校でトイレに設置されております。6月定例会において議員から御質問のあった時点からすると1校増えております。 次にイ、子供たちの声や学校の意見を可視化するためアンケートの実施については、学校の主体的な判断に任せております。アンケートを実施している学校は2校となっておりますが、小学校においては4年生以上の保健の授業で学習を行ったり、中学校では普段から個別に指導・支援を行っております。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 御質問、件名1、道路行政について。小項目1、喜屋武の広場前の交差点、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、これまでの交通事故件数は、2020年に物損事故6件、2021年に物損事故1件であります。 次にイ、制限速度は県道が時速30キロ、市道が時速40キロであります。 次に御質問、件名3、通学路の安全確保について。小項目1、糸満中学校前通学路の安全確保について。アについてお答えいたします。 小項目1、ア、現在の対応については、スクールゾーンが設定されており車両通行禁止時間帯は午前7時から9時となっております。下校時間は車両通行禁止時間帯から外れるため、教育委員会や地域自治会の意見を拝聴する中でその必要性を検討してまいります。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。件名1から道路行政について再質問させていただきます。 喜屋武の広場(ヘーランメー)皆さん場所は御存じだと思います。お盆など喜屋武エイサーで人があふれかえるこの場所ですが、地域に住む住民からここでの事故が多いのでどうにかできないかという意見が寄せられました。喜屋武公民館前のこの道、答弁でもありました制限速度が40キロなんです。この道でスピードを、飛ばす車が多いということで県道3号線からの道は制限速度30キロですが、ただでさえすごく見通しの悪い道、交差点そしてさらに真っ暗な夜道となると公民館前の道40キロですが、危険になるんじゃないかと考えるんですがいかがでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時27分)                              (再開宣告午前11時28分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 ただいまの議員の御指摘がございました、その危険性と自治会役員の意見を拝聴しながら本市として危険性がどういったものか、確認をさせていただきたいと考えております。 ◆11番(平田健人議員) 確認する中ですね、事故も今多いんですけれども対応はしています。標識だったり、夜、写真を撮りに行ったんですけれども、ちょっと見えづらくてすみません。標識だったりこういった貼り物だったりとかというのを、実際カーブミラーもあって対策はしてはいるんですけれども、それでも事故が起こってしまうということで、今実際対策はしていて防げていないという状況になっています。こういった道があって、今後やっぱり対策する必要があると思うんですが、いかがですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時29分)                              (再開宣告午前11時29分) ○議長(金城寛) 再開いたします。
    ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 自治会と、あと警察との協議の上、どのような交通安全対策が有効なのか調査をさせていただきたいと思います。 ◆11番(平田健人議員) ぜひ調査をよろしくお願いします。一番大切なのは命なので、昨日も市議会で交通安全出発式に参加し、安全運転を改めて心がけようと思いました。一人一人が安全運転を心がけることも大切なんですが、この議会でもやはり事故をどうすれば減らせるのかというのを考えていく必要があると思います。この喜屋武の住民からですね、実際通るのが怖い道、どうしても対策をすぐに打ってもらいたいということで、スピードハンプ、このようなスピードハンプの設置を提案してほしい。私もいいなと思ったんですが、この設置はいかがでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時31分)                              (再開宣告午前11時45分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 議員提案のスピードハンプの設置については2輪車等が危険となるおそれがあり、現在路面標示等で注意喚起等の看板を設置し、交通安全対策を図っているところであります。しかしながら先ほど議員からお話があったように当該箇所では交通事故が絶えないということでお話がありますので、道路管理者としては今後さらなる交通安全対策が必要だと認識しておりますので警察関係者、交通その他の関係者とまた協議をして今後の対策を検討していきたいと考えております。 ◆11番(平田健人議員) スピードハンプに関しましては1つの市民からの案なので一番大切なことはこの場所に関してこれからも引き続きまた調査だったり、新しくちょっと対策をしていただいて交通事故を少しでも減らせるようにしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、件名2、生理の貧困についてですが、これですね毎回ちょっと質問しているので今回で最後にしたいと考えています。というのも私はここで生理の貧困について提案や質問をしても意味がないと思っています。ずっと言っていますが、糸満市の子供たちの声を聞く事が大事なんです。教育委員会からアンケートの実施を呼びかけられないか再度伺います。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 生理用品のトイレへの設置についてですけれども、これにつきましては各学校の実情に応じて学校が対応していると認識しております。アンケートの実施につきましても学校の主体的な判断に任せております。議員の御提案は校長会等でお伝えすることはできます。 ◆11番(平田健人議員) 対応は各学校で様々あっていいと思うんですけど、この生理の貧困に関してやっぱり子供たちの意見が重要だと思っていて、全国区でこの生理の貧困という問題が様々な形で議論されていますが、やっぱり私は当事者たちの声を聞きそこで初めてこのまちの事情が見えてくると考えています。困っている子供たちには何がベストなのか学校現場での意見・課題も知らずに蓋を閉めてしまうんではなく、当事者たちの声を聞き議論していく必要があると思っています。それともこのまちの実態を知る必要はないんでしょうか。答弁お願いします。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 御質問にお答えいたします。 子供たちの実態につきましては各学校で様々なアンケートが実施されております。前学期の学校評価その他自由記述の欄もあります。そこに子供たちがもしそういう気持ちがあれば書くことも可能です。それについては教育委員会も把握しております。 ◆11番(平田健人議員) そういったアンケートで生理の貧困に関しての答えも届いて来ているんですか。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 生理の貧困に関する特定の要望等については今のところ教育委員会のほうには上がってきておりません。 ◆11番(平田健人議員) こういった問題が実際全国区であるということを知って、子供たちはまだそのことに関して認識していないと思っているんですよね。ここからそのアンケートを取ることによって何がベストなのかっていうのを議論していってほしいという願いなんです。全国でこういった問題があって糸満市はどうなんだろうということを議論していきたいのに、子供たちの意見が分からないとどう対応していいのか分からない。私前回、前々回の一般質問でも言ったんですけど、個室トイレに生理用品を置くことがベストだと考えていますと言っていますけど、果たしてそれがベストなのかもアンケート取らないと分からない。いろんな意見があるんです。その意見をアンケートを取って子供たちはこうしてほしい。学校現場は実際こうすることによってこういうことが生まれたとか、こういう問題があるとか改善点がこうあるとかというのを話してそこで初めて糸満市の生理の貧困について分かってくると思うんです。なのでそこをもう少し議論するためにアンケートを取ってほしいと思うんですが、その必要性は先ほどより感じていただけていますか。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問、生理の貧困ということで子供たちに実際生の声を聞くということは意味あることじゃないかなということのお話だったと思います。聞きながらそれは本当だなと思いました。それも含めて今後、学校長そして養護教諭会もありますので、それから糸満市は大きい学校から小規模の100名を切っている学校もありますのでその辺も含めて、でも議員がおっしゃる子供たちの持っている意見というのは大事かなとお聞きして思いました。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。少し前に進んだような気がしてうれしいです。教育委員会からアンケートを実施してほしい。これ早急にやってほしいんですが、今日この場で答えていただくというのはあれなんで、もう少ししっかり考えていただいてアンケートの実施について前向きな検討をぜひよろしくお願いします。 件名3、通学路の安全確保についてですが、糸満中学校前の道グーグルマップから航空写真があるんですけど、朝のスクールゾーンをやっていただいております。この時間帯は安全ですけども、やっぱり夕方放課後の時間帯がすごく危険だということで今夕方の対策で指導員がいらっしゃるとかということを伺ったんですけれども、それ以外にも何か対策ありますでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時53分)                              (再開宣告午前11時55分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 車両通行禁止時間帯午前7時から9時までの制限以外については特に対応をしておりません。 ◆11番(平田健人議員) この糸満中学校前の道は県道77号線からの抜け道として利用する人も多いんですよ。狭い道なんですけれどもスピードを、飛ばす人が多くて結構危ないところと言われていまして、今後何か予定されている対策とかもないんでしょうか。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 地域自治会、教育委員会及び警察と協議の上、どのような交通安全対策が有効か調査させていただきたいと思います。 ◆11番(平田健人議員) 調査よろしくお願いします。子供たちの安全確保のためですね、歩道の確保、道を一方通行にしてほしいとの声が地域に住む住民からありました。検討していただけないでしょうか。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 一方通行につきましては、片側通行となることからスピードを出しやすくなる可能性もございます。なのでそれ以外の方法につきましても交通安全対策、何が有効か調査をさせていただきたいと思います。 ◆11番(平田健人議員) ぜひ、事故が起こってからでは遅いですので早急な対応よろしくお願いします。 続きまして件名4、市の情報発信についてですが再質問させていただきます。今実態として市の情報インフラは整っていないと感じています。市民が情報を受け取る方法を増やすことによって有事の際、何か災害が起きたときだったり、このようなコロナウイルスまた別のウイルスがあったりとかいろいろ有事の際の情報難民を減らせることがあると思っています。市の情報発信するSNSのフォロワーが増えることで若者をはじめ様々な広い層、大切な情報をキャッチできる媒体が増えて市民は便利になると思っています。市のSNSの役割、市長どう位置づけていますでしょうか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 フォロワー数を増やす、非常に重要な視点だと思います。市のSNSの役割、今の多様な広報手段そういったものが届きやすい世代というのもあると思います。そういうことから多様な手段というのが求められていると認識しております。 ◆11番(平田健人議員) 重要な役割だと認識しているとは思うんですが、現状整っていませんので、例えば今若者の利用が多いインスタグラムですね。糸満市も発信をしています。このようなクラフトビールの発信だったり市の情報を発信はしているんですけど、フォロワー数が少ないと思います。この糸満市の情報だったりとか何か有事の際の発信というのはやっていくんですけど、少なかったらやっぱりやって意味がないと思っているので、この発信する中で例えば企業とかでしたらインスタグラムのストーリーや投稿などでメンションしてもらったりとかというタグ付けですよ。ユーザー名を記載していただいてこのユーザー名をプロフィール画面まで移動できるという機能があって、これでアカウントの存在を知ってもらうということができるんです。これで糸満市ってインスタグラムやっていたんだという声も結構あるので、そういったキャンペーンというのが有効になると思っていて、しっかりちょっと予算を下ろしていただいてコロナワクチン接種促進キャンペーンとかで商品券だったり宿泊券とか、市の御当地のものとかをあげるというのがあったと思うんですけど、そういったふうに予算を確保してやっていく必要があるんじゃないかなと。このメンションのキャンペーンとかをやっていく考えとかというのはありませんでしょうか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 本年度ホームページに関してはシステムの改修に取り組んでおります。その中でできることもあると思います。それから今言った相手を指名してツイートするそういったメンションというやり方を通してやるということもLINEあたりでもできることもあると思います。なのでまずはフォロワー数を増やしていくことを優先して取り組むのが必要なのかなと思っておりまして、その上でほかの方法も検討していきたいと考えております。 ◆11番(平田健人議員) ホームページの整備結構大事だと思っていて、そこにたどり着くまでの手段が分からなかったらたどり着けないんですよね。SNSでURLを貼っておいてもっと詳しく知りたければホームページとかに誘導もできるんですけど、その入り口が分からない。もっと言えば若い人があまり広報いとまんを読まないとかということもあると思うんで、情報発信していくのはいろんな媒体があっていいと思うんですけど、それが存在を知らなかったりとか、やっていてもためになる情報がなかったりとかっていうことになれば、フォロワー増えないのかなと思うんでしっかりやっていただきたいというのと、運営と更新していくことというのはすごい多分SNS担当は結構大変だと思うんです。しっかりそこに人員を割いていただくだったり、ちょっとSNSに力を入れないとフォロワーだったり影響力というのは生まれてこないのかなと思うんで、今言ったメンションとかというのは市民の人たちが糸満市をタグ付けしてくれることというのはすごい広がりがあると思っているんですね。地域住民の人がやってくれるというものでこのキャンペーンで糸満市のことを広げて、そこからフォロワーになってくれた人は市の情報をキャッチできるということをやっていくというのは、すごい糸満市のための情報インフラの整備のために必要なことだと思うんで、ぜひやっていただきたいと思っています。その中でフェイスブックとLINE、インスタグラムをやっているということなんですけど、ツイッターはやっていないんですよね。ツイッターはやっていないんですけど御当地キャラとして市の発信をしているという自治体が結構あって、チーバくん御存じでしょうか。千葉の御当地キャラなんですけど、このキャラクターがアイコンでチーバくんとして発信しているんですよ。この発信だったりというのもそうなんですけど少し緩い感じでできるっていうことで、ここでいとちゃんの出番かなというふうに思っていて、今年の3月ぐらいにやっていた確定申告のCMで沖縄県の御当地キャラが並んでいるんですけど、いとちゃん一番後ろにいたんですよね。だからあまり人気がまだ追いついてきていないのかなということもあって、こういったツイッターでも発信をしていく必要があると思っています。ツイッターで何ができるかというとインスタグラムもそうなんですけど、市の情報もそうなんですけど市がやっている事業だったり飲食店の紹介などもできるんです。こういった事業、飲食店、観光業とか紹介してくれることで相当やっぱりうれしくて、例えば県内のアゲアゲめしだったり、影響力のあるユーチューバーとかが自分がやっている事業だったり飲食店を紹介してくれることはすごくうれしくて、広告してくれるということですから糸満市もそういうことができないかなということで、いとちゃんとしてツイッターを開設して情報を発信していくということも提案として受け止めていただきたいんですがいかがでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時06分)                              (再開宣告午後0時08分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 議員御提案のいとちゃんを用いてツイッターを開設するという話ですけども、いとちゃんの役割、目的を見極めて商工会も含めてツイッター開設ができるかどうか調査したいと思います。 ◆11番(平田健人議員) できれば明日にでもスタートしてほしいと思っています。本当に情報発信というのはいろんな形があっていいと思っているので、これからもしっかり情報インフラの整備を求めて質問をやっていきたいと思います。 以上で私の一般質問終わりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時09分)                              (再開宣告午後1時31分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 9月20日の金城悟議員の一般質問における発言について、会議規則第64条の規定によりその一部を取り消したいとの申出がありますので発言を許します。 ◆12番(金城悟議員) 皆さん、昼の1番バッター、よろしくお願いします。 9月20日の一般質問における私の発言の中で、不要な発言がありましたのでその部分については取消しをお願いいたします。 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 ただいま金城悟議員から9月20日の一般質問における発言について、その一部を取り消したいとの申出がありました。取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって金城悟議員からの発言の取消しの申出を許可することに決しました。なお、今回の取消しに係る発言部分については、後刻議長において調整いたしたいと思いますので御了承ください。 ◆14番(山城渉議員) 皆さんこんにちは。まず最初に、所見を述べさせていただきたいと思います。私は糸満市をITのまちへをスローガンに糸満市の、糸満市議会議員の選挙に出て皆様のおかげをもって当選させていただきました。私は糸満市にIT企業を多く立地し、多くの市民がIT産業に従事し、ITビルの周辺には昼間は多くのお弁当屋さんや飲食店に昼食を楽しんでいる若者の姿や糸満市の若者がノートパソコンを片手にカフェなどで打合せをしている姿を夢見て議員になりました。7月より豊見城市が主催するITプログラミング教室も開催されました。私も本市においてもいろいろ提案しておりますが、なかなか前に進むことができず私自身のふがいなさにもっともっとIT産業について勉強し提案して夢実現に努めていきたいと思います。よろしくお願いします。それでは通告書のとおり進めていきたいと思います。 件名1、糸満市の財政状況について。新設の施設やこれから予定している大型プロジェクト等があるが、本市の財政はゆとりがあるのか伺う。小項目1、県内10市の財政指数と順位について。 小項目2、本市の収入源と支出の内容について。 小項目3、新たに施設を整備して維持管理費が増えた場合、ほかの事業に影響はあるか。 小項目4、収入を増やすためには何が必要か。 件名2、糸満市の教育費について。公立学校の児童・生徒1人当たりの公費負担教育費は小学生1人当たり約92万8,000円、中学生1人当たり109万1,000円と全国中学校社会科研究会発行の「わたしたちの生活と税」に記載されていますが、糸満市の教育費について伺います。小項目1、本年度の糸満市の教育費は25億9,073万3,000円になっている。仮に本市の小中学校の生徒数約6,000名を小学生として計算したとしても教育費は55億6,800万円になるが、差額について市の見解を伺う。 小項目2、南風原町の教育予算は全体の14.4%としているが、本市の教育予算は全体の何%か。 小項目3、教育費の確定に関する教育委員会と市長部局との関係性について(パワーバランスについて)伺う。 小項目4、小中学校の教頭先生を中心に学校の美化(草刈り)修繕等を行っていますが、本来の教職員が行う範囲を超えた業務も多く、豊見城市等も採用している営繕担当の任用職員を配置する考えはないか伺う。 件名3、消防行政について。小項目1、消防本部の位置づけと任務、予算配分、消防職員の定数について伺います。 小項目2、消防費の予算は国からどのような形で配分されるか伺う。 小項目3、消防署員の定数はどのように定めているか伺う。 件名4、産業政策について。税収を増やす、雇用を増やす、雇用の質の向上を図る、働く市民の所得を増やす産業政策について伺う。小項目1、産業基本計画を策定する考えはないか伺う。 小項目2、新産業のスタートアップやIT企業の誘致を行う取組をやる気はないか。 小項目3、IT産業の可能性について本市の認識を伺う。 件名5、戦後から続くギンネム及び不発弾に係る市民負担について。戦後荒廃した土地の復興目的でハワイ産のギンネムの種子が空中散布された。そのギンネムの木が庭や畑、街路樹に紛れ込み、伐採に時間と金銭的負担を強いられている。また至るところにいまだに不発弾がある状況で、遊休地を開墾するために不発弾探査を行う場合、樹木の伐採及び撤去は所有者が行うことになっています。不発弾がある可能性があるから不発弾探査を入れるのに、その危険な場所を素人である所有者が樹木の伐採及び撤去をしなければならないのか伺います。小項目1、ギンネムについて。ア、ギンネムの木は外来種か在来種か。イ、ギンネム空中散布は誰が行ったのか。 小項目2、不発弾について。ア、不発弾は住民が持ってきたものか、国が行った戦争で投下されたものなのか。イ、不発弾探査時の樹木の伐採や撤去を所有者に行わせることについて市の見解を伺う。 件名6、三和校区の3小学校、1中学校の危険箇所について。三和中学校、真壁小学校、喜屋武小学校、米須小学校に訪問し学校運営やPTA、部活動関係者から、学校の整備上の危険箇所や問題等の情報交換を行った。本市においての対応を伺う。小項目1、三和中学校の運動場の土砂流出について。 小項目2、真壁小学校の運動場の校舎側から、すみません、こちら間違えている。旧保育園ではなく、旧幼稚園側の傾斜が40センチメートルほどあり、年々傾きがひどくなっている状況について。 小項目3、真壁小学校の玄関付近が雨降り時に滑りやすくなり、児童が滑り転ぶ問題について。 小項目4、米須小学校の支援教室の床が膨張している問題について。 小項目5、喜屋武小学校の旧幼稚園の雑草刈りと運動場の整備について。 件名7、市職員の早期退職者について。安定した市職員を早期に退職する方も多いと聞いている。一般企業に比べ給与や社会保険、福利厚生もしっかりした環境であるにもかかわらず、市役所を早期退職するのは労働環境の悪化等の事情もあると思われるが、早期退職者の年齢や役職別について伺う。小項目1、直近5年間の早期退職者数及び年齢層。 小項目2、直近5年間の早期退職者の役職別人数。 小項目3、早期退職者の退職理由。 件名8、副市長2名体制について。小項目1、本市においても大型プロジェクトが多くあるが、市の運営に必要な財源確保や税収を上げる取組が見えないように感じ取れます。市長、副市長の日々の努力は見えているが、ゆとりを持った市政運営を行うために副市長を企画、経済、建設、農水担当。市民、福祉、こども未来担当の2名体制にするなどして経済等に力を入れてみる考えはないか伺う。 件名9、次世代IT人材育成事業について。小項目1、12月、3月、6月の定例会においても次世代IT人材育成について質問しましたが、一向に進む気配はなく本市においては子供たちの人材育成をする気がないと落胆しています。私がこれまで提案した事業内容について調査研究などを行ったと思いますが、これまで行った調査研究や市役所内での打合せ内容について時系列に報告お願いします。 そのほかの再質問は質問席より行いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時44分)                              (再開宣告午後1時45分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆14番(山城渉議員) すみません、ちょっと訂正をお願いします。 件名1、糸満市の財政状況について。小項目1、県内10市の「財政指数」と書いていますけど、「財政力指数」に変更お願いします。 件名3、消防行政について。小項目3、「消防署員」となっていますが、「消防職員」という形で訂正のほうお願いします。よろしくお願いします。 ◎市長(當銘真栄) 山城渉議員御質問、件名1、糸満市の財政状況について。小項目4についてお答えいたします。 小項目4、収入を増やすためには何が必要かについては、本市は自主財源の割合が低く依然として財源の大半を国、県支出金や地方交付税等に依存した財政構造にあることから収入確保に向けて様々な取組を行っていく必要があります。そのため、まず課税客体の増加を図り市税の増額に取り組むほか、市有地の有効活用、公共施設を有効活用したネーミングライツ等による新たな歳入の確保及び受益者負担の観点から使用料及び手数料の適正化にも取り組む必要があると考えております。 その他の御質問につきましては教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名2、糸満市の教育費について。小項目3についてお答えいたします。 小項目3、教育費の確定に関する教育委員会と市長部局との関係性については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条において、教育委員会の意見を聞くこととされております。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名1、糸満市の財政状況について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、県内10市の財政力指数と順位については、まず財政力指数とは地方交付税法の規定により算定した基準財政収入額を基準財政需要額で除した数値の過去3年間の平均値のことで、自治体の財政の体力を示す指数として用いられております。財政力指数が高いほど財源に余裕があるものとされており、1以上の場合は100%自主的な収入で市の財政運営が可能ということになります。県内10市の令和2年度決算における財政力指数は数値の高い順に那覇市0.84、浦添市0.81、宜野湾市0.68、豊見城市0.65、沖縄市0.59、うるま市0.49、名護市0.46、石垣市0.45、南城市0.37、宮古島市0.36となっており、それに対し本市の財政力指数は0.54で県内11市中6位となっております。 小項目2、本市の収入源と支出の内容については、一般会計の収入源には大きく分けて自主財源と依存財源に分けることができます。自主財源とは市が自主的に収入するもので市税、使用料及び手数料、財産収入などがあります。令和3年度決算における収入全体に占める自主財源の割合は約24%となっております。また依存財源とは国または県の意思決定に基づき収入されるもので国庫支出金、県支出金、地方交付税などがあり、令和3年度決算における収入全体に占める依存財源の割合は約76%となっております。一方、一般会計の支出には経費の性質により義務的経費、投資的経費、その他の経費に分類されます。義務的経費は支出が義務づけられているもので人件費、扶助費、公債費があり、令和3年度決算における支出全体に占める割合は約58.6%となっております。投資的経費は道路や建物などの建設事業や用地購入などに関する経費で、令和3年度決算における支出全体に占める割合は約12.8%となっております。その他の経費には補助費などがあり、令和3年度決算における支出全体に占める割合は約28.6%となっております。 小項目3、新たに施設を整備して維持管理費が増えた場合、ほかの事業に影響はあるかについては、維持管理費に充てる財源の確保を目的として施設利用の有料化、ネーミングライツなど施設を活用した多様な財源を確保できるよう取り組むことに加え、後年度の修繕、更新に係る支出に備えた基金への計画的な積立てを行うなどほかの事業に影響が生じないよう努めてまいりたいと考えております。 次に御質問件名7、市職員の早期退職者について。小項目1から3までについて順にお答えします。小項目1、直近5年間の早期退職者数及び年齢層について。平成29年度から令和3年度までの勧奨退職及び普通退職者数は、平成29年度5人、平成30年度9人、令和元年度9人、令和2年度6人、令和3年度3人であります。年齢層につきましては5年間の合計でお答えいたします。50代10人、40代5人、30代12人、20代5人であります。 次に小項目2、直近5年間の早期退職者の役職別人数は、平成29年度から令和3年度までの合計で管理職とその他の職に分けてお答えいたします。管理職4人、その他の職28人であります。 最後に小項目3、早期退職者の退職理由につきましては、一身上の都合によるものとの理由で退職している状況であります。 最後に御質問件名8、副市長2名体制について。小項目1、ゆとりを持った市政運営を行うため副市長を2名体制にする考えはないかについてお答えいたします。本市の副市長の定数については地方自治法第161条第2項の規定に基づき、糸満市副市長定数条例を制定し副市長の定数を1人と定めております。また本市においては2名の政策参与を配置し、より細かい市政運営ができるよう努めているところでありますので、現在2名体制にする考えはございません。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 御質問、件名2、糸満市の教育費について。小項目1、2及び4について順にお答えいたします。 小項目1、本年度の教育費とわたしたちの生活と税の小中学生1人当たりの公費負担教育費から算出した額との差額については、わたしたちの生活と税における数字につきましては、学校施設建設費補助金などの国の予算や教職員人件費などの県の予算、学校施設建設のための市債などの市の予算の合計となっているため、本市教育費予算との差額の算出は極めて困難でございます。一方で市教育費決算額について普通交付税の教育費分の基準財政需要額と一般財源の充当額を確認したところ、近年一般財源充当額が基準財政需要額を下回ったことはございません。 小項目2、本市の教育予算の予算総額に占める割合は、本定例会で議決した補正予算(第4号)の後のパーセンテージとして7.1%でございます。 小項目4、営繕担当の任用職員の配置については、コミュニティスクールやわったー学校の取組を一層推進し、学校の困りごとや協力依頼などについても地域とともにある学校を目指しながら教職員が児童生徒と向き合う時間がより多く確保できるよう取り組んでまいります。 次に御質問、件名6、三和校区の3小学校、1中学校の危険箇所について。小項目1から5について順にお答えいたします。小項目1、三和中学校の運動場の土砂流出については、議員より報告を受け市職員及び学校教員立会いの上、状況確認を実施しております。結果としまして2か所に2から3センチ程度雨水流水路となっている、わだち箇所の確認ができました。その箇所につきましては大雨時に度々土砂の流出がある状況も確認しておりますので、今後の対応につきましては整地用の土の確保も踏まえ学校側と今後の維持管理の調整を実施してまいります。 小項目2、真壁小学校の運動場の校舎側から旧幼稚園側の傾斜が40センチメートルほどあり、年々傾きがひどくなっている状況につきましては、当該グラウンドは隣接する三和中学校グラウンドを含め平成28年に屋外環境整備を実施しております。整備設計計画のとおり完了している状況を確認しております。御指摘のある年々傾きがひどくなっている状況につきましては、確認ができておりませんが、対応につきましては三和中学校グラウンド同様、対応してまいりたいと考えております。 小項目3、真壁小学校の玄関付近が雨降り時に滑りやすくなり、児童が滑り転ぶ問題については、御指摘のありました玄関ホール及び階段付近の状況確認を学校立会いの上実施しております。また児童の転倒等につきましてもヒアリングを行っております。現在、床の仕上げシートは屋内用の床シートが使用されており、また学校側の対策として床マットが敷き込まれている状況です。ただし湿気の多い時期等に結露が発生することがあると伺っているため、学校の維持管理として床のモップがけ等児童に対しても走る、跳ぶなどの行為を行わないことなど、注意喚起を促すようお願いしております。 小項目4、米須小学校の支援教室の床が膨張している問題につきましては、議員御指摘の項目について現地確認を学校立会いの下、行っております。状況としましては床仕上げシートの膨れを確認しました。原因としましては床シートと下地コンクリートの接着不良が原因ではないかと想定しております。今後部分的な補修対応を検討しております。 小項目5、喜屋武小学校の旧幼稚園の雑草刈りと運動場の整備について。旧幼稚園の雑草刈りについては通常市内の小中学校において学校管理者により維持管理をお願いしているところでございます。ただし危険を及ぼす高木並びに枯れ木等の剪定等は教育委員会にて対応を行っているのが現状です。また運動場の整備につきましてはグラウンドの凸凹を確認しましたので、学校側の学習状況及びクラブ活動等の関連性を確認し、時期を見て整地作業を検討したいと考えております。 最後に御質問、件名9、次世代IT人材育成事業について。小項目1、これまで行った調査研究や市役所での打合せ内容を時系列にお答えいたします。これまで議員より提案のあった次世代産業人材育成について参考のため今年4月に県内教育機関で活動しているロボットクラブを視察しております。同年8月には商工水産課、情報政策課、生涯学習課の3課で現状について意見交換を行い、市の課題について共有しているところでございます。また同年9月には3課で市内事業者と意見交換をしたところでございます。 ◎消防長(平田徳明) 御質問、件名3、消防行政について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、消防本部の位置づけと任務、予算配分、職員定数について。消防本部の位置づけについては、消防本部は自治体が管轄区域における消防行政を行うために設置する常備消防機関です。原則として市町村で設置するものとされていますが、一部の地域では一部事務組合や広域連合により設置されているところもあります。消防の任務については消防施設及び人員を活用して住民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、水火災または地震等の災害を防除し及びこれらの災害による被害を軽減するほか災害等による傷病者の搬送を適切に行うことを任務としています。予算配分については本年度の一般会計の歳出における消防費は5億9,700万円となっています。職員定数については58名となっています。 小項目2、消防費の予算は国からどのような形で配分されるかについては、消防費については国からの地方交付税の中で基準財政需要額として算定され配分されています。 最後に小項目3、消防職員の定数はどのように決められているのかについては、消防職員の定数については糸満市職員定数条例で58名と定められています。 ◎経済部長(大城司) 御質問、件名4、産業政策について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、産業基本計画を策定する考えはないかについて。計画の策定は本市産業振興のあるべき姿を明確化し産業振興、地域経済活性化を図っていくための具体的な取組を示すことができるものと認識しております。また昨年12月定例会で議員から御提案を頂き県内10市の策定状況を調査しましたところ、計画またはビジョンを策定しているのは3市ございました。引き続き計画策定について検討してまいります。 小項目2、新産業のスタートアップやIT企業の誘致を行う取組をやる気はないかについては、今後事業化を予定している真栄里地区物流団地や南部病院跡地等での誘致を検討しております。当市は沖縄振興特別措置法に基づく情報通信産業振興地域に指定されており、立地企業には優遇税制が適用されるためこの制度を有効活用し、誘致につなげてまいりたいと考えております。 小項目3、IT産業の可能性については、国のデジタル田園都市国家構想や沖縄県の新・沖縄21世紀ビジョン基本計画に示されているほか、本市の第5次糸満市総合計画においても情報通信産業等の企業誘致を盛り込んでおりますように、デジタル社会の実現に向けた情報通信関連産業の高度化は加速していくものと認識しております。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 御質問、件名5、戦後から続く市民負担について。小項目1、ギンネムについて。ア及びイについてお答えします。 小項目1、ア、ギンネムの木については外来種であります。 次にイ、ギンネムの空中散布についてと誰が行ったかについては、正式な文献で確認することはできませんでした。 ◎企画部長(金城満) 件名5、戦後から続くギンネム及び不発弾に係る市民負担について。小項目2、不発弾について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目2、ア、不発弾は住民が持ってきたものか、国が行った戦争で投下されたものなのかについては、議員御指摘のとおり戦争で投下されたものであると認識しております。 次にイ、不発弾探査時の樹木の伐採及び撤去を所有者に行わせることについて市の見解については、沖縄県へ照会したところ本事業は不発弾の磁気探査のみを対象としており、樹木などの撤去を目的とした事業ではないため、探査範囲に樹木があった場合の除去は所有者が負担しなければならないとの回答を受けております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時10分)                              (再開宣告午後2時10分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆14番(山城渉議員) 再質問していきたいと思います。 市民税は歳入の何%に当たるのか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 令和3年度普通会計決算において市民税の割合は7.2%になっております。 ◆14番(山城渉議員) 市民税に係る法人分は何%になるかお伺いします。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 令和3年度普通会計決算において市民税に係る法人分が占める割合は11%でございます。 ◆14番(山城渉議員) 固定資産税の歳入は何%になるかお伺いします。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 こちらのほうは令和3年度普通会計決算において9.1%でございます。 ◆14番(山城渉議員) 最初にちょっと先に聞いておけばよかったんですけれども、先ほど財政についてお聞きしたんですけれども、ちょっと分かりづらいところがあって財政に本市はゆとりがあるほうなのかないほうなのかも、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 ゆとりがあるかというような御質問でございますが、財政運営の硬直化を図る指標として経常収支比率がありますが、一般的に80%程度が適当であるとされております。令和3年度普通会計決算における本市の経常収支比率は86.4%となっており、適当であるとされる数値80%と比較して6.4ポイント高くなっております。また財政力指数についても令和3年度決算では0.53と県内11市の中でも中程度となっております。何をもってゆとりがあるかというのを測ることは難しいところなんですが、ただいま申し上げた数値などを考慮しますとゆとりがあるとまでは言えないものの健全化判断比率の数値からは財政の健全化は保たれているものと考えております。 ◆14番(山城渉議員) 何が言いたいかというとですね、ゆとりがあるのであればいいんですけども結構大きなプロジェクトが糸満市ですごく近年行われています。例えばくくる糸満だとか今後雨天練習場とかもある。本当に糸満市の財政はこれで大丈夫なのかというちょっと心配でこういったふうにゆとりがあるのかないのかというのをちょっとお聞きしました。ありがとうございます。大丈夫ということでよろしいですね。分かりました。 続きまして小項目3、修繕・更新に係る支出に備えた基金への計画的な積立てを行うと答弁がありましたが、施設の売上げから基金に積立てを回すのかお聞きしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 ただいま施設の売上げから基金に積立てを行うかということですが、普通財産の売却に係る収入と決算剰余金を基金へ積み立て、後年度負担に備える考えでありまして、指定管理者から市へ納付されたものを直接基金へ積み立てるものではございません。 ◆14番(山城渉議員) すみません。ちょっとまだ分からないところが多いので、もう一度分かりやすく端的にお願いしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 先ほど施設に関して維持管理に充てる財源として施設利用を有料化するとかネーミングライツの収入等を、そういうもので財源を確保するというふうにお答えしました。ただいまの質問、施設修繕更新に係る支出に備えた基金への計画的な積立てということで、指定管理等をしている施設の売上げからそれを直接基金に積立てを行うのかということであれば、そうではなくて基金に関する積立てに関しましては普通財産の収入の収益であったり売却等ですね。市有地とかそれらの売却や決算に係る剰余金、歳入と歳出の差で繰越分の中で決算の剰余金を基金に積み立ててその後年度負担に基金から備えてそれから必要な際に基金を取り崩してやるということでありまして、イメージとして今指定管理している施設の使用料を直接基金へ積み立てるということではないです。ただ直接収入として受けている使用料、そういうものに関しては決算剰余金として金額が出るのであればそれは基金へ積み立てて、後年度の負担に備えていくというところであります。 ◆14番(山城渉議員) じゃあ、ほぼ一般財源から基金に積み立てるという認識でよろしいですね。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 はい。こちらは一般財源化したものを基金に積み立てるということになると思います。 ◆14番(山城渉議員) どうもありがとうございます。 続きまして小項目4、歳入を増やすために何が必要なのか具体的に述べてください。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 先ほど市長も答弁されておりましたが、新たな財源確保として真栄里物流団地の整備、企業誘致などにより課税客体の増加を図り市税の増額に取り組んでまいります。またネーミングライツの推進や市有地の有効活用、貸付けをしたり売却をしたりという形や指定管理による収益増、それからパークPFIの導入などを検討してまいりたいと考えております。 ◆14番(山城渉議員) 人口等を増やすというふうな考えはないですか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 第2期の糸満市まち・ひと・しごと創生総合戦略において、若者や子育て世代が地域で住み続けていくための施策や雇用を創出するための施策に取り組むことなどを基本目標として設定しております。これらの施策に全庁体制で取り組むことにより総合戦略で設定した将来人口につながるものと考えております。 ◆14番(山城渉議員) 全国各地で移住永住の、移住促進といいますか、それが進められてきているんですけど、糸満市はそういった取組を積極的に行う予定はないかお伺いしたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 移住促進ということでございますが、先ほどまち・ひと・しごと創生総合戦略、そのほかに安心して元気に暮らせるまちづくりの推進に向けて移住希望者の相談・サポ―ト体制の構築に努めるということを規定しています。ほかの自治体の事例を参考に移住促進に向けた取組について調査研究してまいりたいと考えております。 ◆14番(山城渉議員) 私は議員になってから事あるごとに地域おこし協力隊を活用してみないかということでお話ししております。地域おこし協力隊の隊員が糸満に住み続けるということは糸満のアパートの空き家を利用する。糸満で定住する。それと糸満市の課題に向き合っていろんなお仕事をしていくというふうなものになると思うんですけれども、民間であれば一石二鳥というか、この方が来ることによってほかのこともできる。いろんなプラスに考えていくんですけれども、そういった私が今言っているのは移住永住にもつながるし糸満の課題解決にもつながるということであるんですけれども、積極的な活用というのを検討できないかお伺いしたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 地域おこし協力隊の総括的な意味でお答えしたいと思います。まず地域おこし協力隊は都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や農林水産業への従事、住民支援などの地域協力活動を行いながらその地域への定住・定着を図る取組であります。しかしながら地域おこし協力隊を活用するためには地域の実情や特徴に合った人材が配置されるかが重要であり、個人のスキルが課題解決に必ずしもつながらない事例が他自治体であることから、それぞれの部署における戦略というものが重要になってきます。そのため去る7月5日に総務省による地域おこし協力隊の自治体職員向けオンライン研修会に複数の部署が参加し、制度の理解及び他自治体の事例を学ぶなど本制度の活用に向けて調査研究に努めているところでございます。 ◆14番(山城渉議員) 一応ですね、今部長がおっしゃっていたようにそれぞれのスキルというお話があったんですけれども、役所の職員でもどんな会社でも面接してこの方のスキルというのがどういったものかというのを把握するのは難しいと思いますので、逆にそういった話で逃げるのではなくて前向きにそういった制度を活用していってほしいなというふうに思いました。よろしくお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時23分)                              (再開宣告午後2時23分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆14番(山城渉議員) 件名2、糸満市の教育費について。小項目1、再質問いきたいと思います。沖縄県が公表している公立小中学校の1人当たりの義務教育費は幾らになるか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 地方教育費調査の令和元年会計年度の沖縄県の小中学校の1人当たり教育費は、小学校が約95万5,000円、中学校が約112万6,000円となっております。 ◆14番(山城渉議員) 義務教育費の国、県、市の負担割合のほうをお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 地方教育費調査の令和元年会計年度における全国小中学校合計額の財源内訳比率は、国庫補助金が18.1%、都道府県支出金が41.1%、市町村支出金が33.5%でございます。 ◆14番(山城渉議員) 先ほど最初の質問の中にもあったんですけれども、私らがどう計算しても義務教育費の1人当たりと糸満市の教育委員会の予算がちょっと整合性が取れないものなので、私もちょっと理解できるように今後いろいろ勉強していきたいと思います。その辺の御指導のほうまたよろしくお願いしたいと思います。それと糸満市の義務教育費は県の平均と比べると手厚い予算になっているのかどうかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 先ほどもお話ししておりますけども、義務教育費の算定につきましては国の予算、県の予算等が含まれているため市の児童生徒1人当たりの義務教育費を算出することが困難な状況です。県内他市町村との比較ではございませんが、沖縄県における児童生徒1人当たりの教育費が全国平均を上回っていることにつきましては確認しております。 ◆14番(山城渉議員) どうもありがとうございました。いろいろ勉強させてもらいます。よろしくお願いします。 続きまして小項目2に行きたいと思います。南風原町の予算は全体の14.4%というふうな話がありました。先ほど糸満市は補正予算でちょっと変更になったということで7.1%というふうになっています。この差が2倍。南風原町は恐らく昨年度の決算だと思うんですけれども、その2倍になるというのはもしかすると私らの子供たちというのは、南風原町の子供たちに比べても学校に対して優遇されてないのかどうかちょっとお聞きしたいと思います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 予算規模に対する割合につきましては、各自治体においての人口や社会構造またその自治体の面積とか財政状況などについても異なってくると考えております。また町村と市につきましては市の行政におきましては生活保護等の義務的経費等の事務を担っている。また町村についてはこの辺につきましては県が担っている状況もありまして、また市は町村に比べて民生費等の割合が多くなっているのではないかということで一概に予算が多い少ないとの判断は難しいのではないかと考えております。 ◆14番(山城渉議員) 教育長にお伺いしたいと思います。教育長前職は学校の教師だというふうに私は伺っていますけど、そうですか。 ◎教育長(幸地政行) はい。そのとおり学校教職員でした。 ◆14番(山城渉議員) よく私もPTAの役員をしている中で学校の先生とお話する機会があります。他市町村の教育環境と糸満市の教育環境はちょっと異なるということをお聞きしています。ほかの市町村のほうは結構いいというふうな話で糸満市は融通が利かないという話もあるんですけれども、学校の先生時代の時はどう思われましたか。 ◎教育長(幸地政行) 私も東風平町とか粟国、それから具志頭の小学校、それから糸満市内においては糸満小学校、それから米須小学校というふうに回ってきました。そういう中で糸満市の教育環境に差があるというふうには思っておりません。教育環境は同じレベルだと思っております。 ◆14番(山城渉議員) 教育長のこの口からお聞きできたこと大変光栄に思っております。先生方にもそういう話があったら何言っているんですかというふうに頑張ってください、というふうなことを伝えていきたいと思います。 続きまして小項目3、教育費の確定に関する教育委員会と市長部局とのパワーバランス関係という形でお話しておりました。これなぜお聞きするかというと高嶺小中学校の新築事業において1回目の入札後、応札会社との見積りの金額が大幅に離れていたというふうなお話がありました。恐らくそうすると2回、3回やっても落ちないレベルであるということで、恐らく教育委員会の施設係もいると思うんで、その辺は十分把握しているんではないかというふうに考えております。その際、恐らく教育長は市長部局の方々ともいろいろそういった予算の関係についてもいろいろお話しているのではないかなというふうに考えているんですけれど、そういう打診とかというのは行わなかったのか。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 高嶺小中学校新築事業における1回目の入札後の予算の増額の要望についてどういう対応をしたかという再質問であります。2回目の入札に当たってはまず設計の見直し内容として設計単価の入替えを行って工事費を算出しております。また本体工事と多目的棟や渡り廊下をまとめて発注するという分を切り分けまして、1期、2期工事として発注するよう検討も行いました。それにあたり約1億5,000万円の予算の増額が見込まれており、2回目の入札で落札されていれば2期工事の発注前に補正で予算を増額する検討を行っておりました。したがってもちろん教育委員会と市長部局等に対しての予算の調整及び教育委員会からは予算の増額の要望を行っています。 ◆14番(山城渉議員) 私は1回目の入札の時の話をしていますので。 ◎教育長(幸地政行) 高嶺小学校の新築事業における1回目の入札の状況においても、これはもう当然ながら教育委員会と市長部局と時間をかけてこの件についての調整等を行っております。 ◆14番(山城渉議員) 時間をかけて増額が難しかったっていうことでよろしいわけですね。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 高嶺小学校の新築、増改築につきましては1回目、2回目とも必要な予算を確保していたということで認識しております。 ◆14番(山城渉議員) 一応ですね、高嶺小中学校のことはいろいろ、関係のPTAの仲間からもよく電話がきて私らも返しようがないということでちょっと今日お聞きしました。また今後とも引き続きよろしくお願いしたいと思います。 続きまして件名3、消防行政について。消防職員についてどのような基準で定められているのか職員定数ですね、お願いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 消防職員の職員数についてはどのような基準で定められているかということですが、消防職員数については国の示した消防力の整備指針に基づき算定されており本市の職員定数は102名で、職員充足率は56.9%となっています。 ◆14番(山城渉議員) よく消防の広域化というふうにお聞きするんですけれども、この広域化する4つの今予定の消防本部があると思うんですけれども、その中の充足率の低い本部はどちらですか。 ◎消防長(平田徳明) お答えいたします。 今広域化に向けての勉強会南部ブロック4消防本部でやっているんですが、1番高いのは島尻消防です。それから東部消防で豊見城市、糸満市になります。 ◆14番(山城渉議員) 定数でちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、糸満市、豊見城市は下から行くとそうだと思うんですけれども豊見城市の人員数というんですかね、それは職員は何名いるんですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時36分)                              (再開宣告午後2時37分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎消防長(平田徳明) 今豊見城市の消防職員の定数ということですが、定数が67で実員数が64ということです。
    ◆14番(山城渉議員) 一応ですね、私もいろんなところから情報提供してもらっていて、私のもらった資料によりますと豊見城市は57名、糸満市が定数58名となっているんですけど、豊見城市が実員が変わったのはなぜですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時38分)                              (再開宣告午後2時39分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 令和元年に定数を改正しています。条例改正をしています。 ◆14番(山城渉議員) 豊見城市は令和元年から7名増員したということでよろしいですか。 ◎消防長(平田徳明) はい。現在64になっています。 ◆14番(山城渉議員) 豊見城市の人員を見てみると64名とすばらしい、いいなと思うんですけども、豊見城市と糸満市の面積はどちらが大きいんですか。 ◎消防長(平田徳明) 面積は糸満市のほうが大きいです。 ◆14番(山城渉議員) 消防長にお聞きします。この他市と比べるのはあんまりよくないとよく聞かれるんですけれども、その大きさ糸満市の大きさもあると思うんですけれども、これで職員がうまく回っているものなのかちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時40分)                              (再開宣告午後2時41分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 他市と比べて糸満市のほうが今どうかということの質問だと思いますが、糸満市では緊急出動それから適正利用等の出動でかなり救急の出動が多くなっているということで、職員数についてはいろいろと必要だということは認識はしております。 ◆14番(山城渉議員) 一応ですね、消防職員は救急車両の運転だとかいろんな消防の大会だとかあっていろんなテクニックを学んでいると思うんですけれども、それだけで糸満市民の安全を守れるのかどうかというのを市長にお伺いしたいと思います。この定数を増やすということをどう感じているかちょっと市長の見解をお伺いしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 消防職員の定数増につきましては今年度本市の実情を踏まえた定員適正化計画を策定して計画的な定員管理に取り組んでいく予定でありますので、その消防職員の定数につきましてもその計画を策定する中で協議してまいりたいと考えております。 ◆14番(山城渉議員) そういう人を守る消防職員を増やして安心して暮らせる糸満市づくりをしていっていただきたいと思います。 件名3、最後に今年度の消防の予算と地方交付税の消防費の基準財政需要額は幾らになりますか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 地方交付税における消防費の基準財政需要額については令和4年度の基準財政需要額は約7億8,118万円となっております。 ◆14番(山城渉議員) 消防費の予算をもう一度お聞きしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 本年度の一般会計の歳出における消防費の予算は5億9,700万円となっています。 ◆14番(山城渉議員) 差額についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 消防費の差額について御説明申し上げます。基準財政需要額に算入される経費は国が定めた標準的な人件費・行政経費を算入しているもので各市町村の実人員、実経費を算入しているものではありません。そのため基準財政需要額の個々の算定経費と款ごとの現実の予算と比較することは適当でなく、基準財政需要額全体の積み上げが本市当該自治体の合理的かつ妥当な水準の歳出であり地方税、地方交付税などの一般財源及び国・県支出金など特定財源を含めた経費全てが標準的行政サービスを提供するために必要な経費となっております。したがって基準財政需要額の算定と現予算に乖離が生じていたとしても、標準的な行政サービスの提供については一定程度担保されているものと考えております。 ◆14番(山城渉議員) 消防長にお聞きします。本当に総務部長が言ったように職員の定数は担保されていますか。お聞きします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 消防費の予算、それから先ほどお話があった市全体の中でいろいろ調整されて予算はできているものだと思っています。 ◆14番(山城渉議員) 消防長のほうは部下をいっぱい抱えていると思うんですけれども、そういった人員の増員に対して要望を行ったことはありますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時46分)                              (再開宣告午後2時46分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 近年の緊急出動、いろんな消防の出動体制それからコロナ禍によるいろんな非常招集等において消防職員の増員は必要ということは認識をしています。 ◆14番(山城渉議員) 要望することはないですか。 ◎消防長(平田徳明) 職員の人員の要望については機会ごとにいろんな形で要望はしていきたいと思っております。 ◆14番(山城渉議員) よろしくお願いします。 続きまして産業政策についていきたいと思います。まず最初に小項目2と3、一緒にいきたいと思います。経済産業省のIT人材需給に関する調査において、IT人材が79万人不足する調査結果や沖縄のリーディング産業であるIT産業に糸満市のIT産業として急速に取り組むことを市長の選挙の公約でもあったと思うんですけども、その辺を明言することはできませんか。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 平成31年の同調査においてIT人材需要の伸び率が高く推移した場合、2030年に79万人のIT人材が不足すると試算されております。市は平成31年3月に一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センターISCOとの包括連携協定を締結し、当市における情報通信産業の振興やITの普及、利活用の促進を図っております。引き続きIT関連産業の振興に取り組んでまいります。 ◆14番(山城渉議員) 先ほど一番最初の答弁にもあったんですけれども、南部病院跡地だとか真栄里物流構想のことをお話していたんですけども、すごい遠いお話をしているようなお話があったんですけれども、今ボウリング場の跡地だとかスポーツロッジを市長の政策でもありますIT振興センターとして地方創生拠点整備交付金やPFIなどを活用して早期に実現することは、考えることはできないかお伺いしたいと思います。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 既存施設等の有効活用につきましては、施設を所管する部署と連携し検討していきたいと考えております。 ◆14番(山城渉議員) この産業は案外早いパターンでいろんな職種というか、はやりが変わってくるものですから、いろんな人材育成をするためにも早急に取り組んでいっていただきたいと思います。よろしくお願いします。休憩お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時50分)                              (再開宣告午後2時50分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆14番(山城渉議員) 件名5にいきたいと思います。 ギンネムのお話からいきたいと思います。沖縄県議会のほうで平成31年3月8日に行われました土木環境委員会の記録の中で外来植物防除対策事業を新規で1,595万円のギンネム対策などが入っているお話合いをされておりましたが、その内容をちょっとお聞かせください。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 外来植物であるギンネムの拡散防止及び駆除技術を確立し防除対策マニュアルを策定する事業となっております。平成31年度は外部有識者の設置及び実証試験計画の策定、令和2年度は実証試験を開始しモニタリング追跡調査とその効果の確認、令和3年度にモニタリング調査の結果を踏まえて防除対策マニュアルの策定となっております。 ◆14番(山城渉議員) こういったモニターの事業に糸満市のほうも積極的に参加することはできませんか。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 令和3年度でこの事業は終了しておりますので参加というのはできないということであります。 ◆14番(山城渉議員) 令和4年度から外来種の防除対策事業というのは何かほかに生まれ変わっているか、その対策の結果はどうなっているか、もし分かる範囲で教えていただければと思います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時52分)                              (再開宣告午後2時53分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 沖縄県の令和4年度、令和5年度等の事業については承知をしておりません。 ◆14番(山城渉議員) 続きまして不発弾の話にいきたいと思います。 不発弾の磁気探査の話なんですけれども、どこに埋められているか分からない、樹木の伐採などを家主というか土地の持ち主にさせるというのはどうかなというふうに考えているんですけれども、危険なところにしてしまったのは日本国だと私は思っております。そういったそれを開発しようとしたときに、そういった爆弾があるようなところを一般住民にさせるということは非常に危険だと思うんですけど、こういった事情を沖縄県に訴えていく考えはないかもう一度お聞きします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 探査に影響が出ない手作業で除去できる樹木であれば所有者による除去を不要とした事例もございますので、市としては柔軟に対応するよう県へ要望してまいります。 ◆14番(山城渉議員) よろしくお願いします。ちょっと時間がないので最後にいきたいと思います。 次世代IT人材育成事業についてお聞きします。6月定例会の一般質問で企画部長から担当部署の答弁がありましたが、もう一度6月定例会で企画部長が担当、ちょっとお話したと思うんですけども、どちらの部署になるでしょうか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 女性デジタル教育人材育成事業というものは企画部で所掌しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時55分)                              (再開宣告午後2時56分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆14番(山城渉議員) 部長のほうでは経済部という話をしておりました。今教育委員会が答弁しているのをよく分からなくて、それを再度確認しました。それでお聞きしたいと思います。いろんな勉強してきているという話だったんですけれども、その中で私も商工水産課のほうに企画書をあげてこういった事業を私は考えているんですけど、どう思いますかというふうなお話をしております。その件についてこの企画書を渡していてその話が出てこなかったものですから、その話を調査研究の一環の中でどんなお話をしたかお聞きしたいと思います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時57分)                              (再開宣告午後3時02分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 資料を頂いております。資料を頂いて先ほど教育委員会が答弁しました商工水産課、情報政策課、生涯学習課の3課で共有し参考にさせていただいております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時03分)                              (再開宣告午後3時04分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) 皆さん、こんにちは。市政をただし、そして提言をしてこの糸満市を日本一のまちづくりにするために一般質問を行います。 件名1、教育行政について。小項目1、教育環境について。ア、高嶺小中一貫校の進捗状況を伺う。イ、学校給食センター建設予定地を再度選定することは、これまでの計画書が白紙になるということか伺う。 小項目2、親子の読書を通して、親子の触れ合う時間をつくるブックスタートの状況とセカンドブックについて伺う。 件名2、南部病院跡地について。小項目1、取り壊すだけの病院施設をなぜ1億253万円で購入したか伺う。 小項目2、病院跡地購入に対する市長の見解を伺う。 小項目3、社会医療法人友愛会との覚書の内容を伺う。 件名3、安全安心な暮らしの行政について。小項目1、市民の安全安心のための救急体制について。ア、市民からの件数を伺う。イ、年間の救急出動件数を伺う。ウ、救急出動の体制を伺う。 あとは質問席より質問いたします。 ◎市長(當銘真栄) 大田守議員御質問、件名2、南部病院跡地について。小項目2についてお答えいたします。 小項目2、南部病院跡地購入に対する市長の見解については、南部病院跡地周辺については本市の地域医療・福祉の拠点として重要な役割を果たしてまいりました。しかし糸満市社会福祉センターや生涯学習支援センターなど、老朽化した公共施設の更新や中央公民館機能の復元、新たな技術革新に対応した産業基盤の構築などについては、現役世代を代表する市長として解決する必要があります。そこで災害に強いまちづくりの推進に当たり、高齢者や障がい者等の要援護者が安心・安全に避難生活が送れるように配慮するとともに、住民の福祉及び世代間交流の拠点として高台という優位性を生かし、福祉避難所や社会福祉センターの機能を備えたふれあい交流センターの整備を、南部病院跡地を含む福祉ゾーンに計画しているところであります。今後の展開として福祉の向上及び産業の振興に資する重要な土地を取得するため、スピード感を持って周辺を含めた有効な土地利用を図ることが第5次糸満市総合計画における本市の将来像として市民が待望するつながりを深めチャレンジするまち糸満市の足掛かりとなりますので、御理解、御協力をお願い申し上げます。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1、教育環境について。ア、高嶺小中一貫校の進捗状況を伺うについてお答えいたします。 令和6年度4月に小中一貫教育校の開校に向け、高嶺小学校移転改築事業の進捗を図っていたところですが、小学校校舎建築工事において工事発注の入札が不調となりました。まず1回目の入札を行うため設計金額が13億2,880万円で16社へ指名通知を行い、JV協定書・質疑・見積書等の提出を行っていただき、5月26日に入札執行する予定でした。しかしJV協定書の提出が14社7JVとなり、そのうち6JVより辞退届の提出があった時点で価格競争がないため入札不調となりました。2回目の入札は工事範囲を減らし設計の見直しを行い、20社へ指名通知を行い7月13日に入札執行を予定しておりました。こちらもJV協定書の提出があったのが18社9JVでしたが、入札当日までに8JVより辞退届が提出されたことから、1回目同様に2回目の入札不調となりました。このことにより現在、事業計画の見直しを行う予定です。なお小中一貫教育校の開校については、令和10年度の予定になります。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 御質問、件名1、教育行政について。小項目1、教育環境について。イ、建設予定地の再度選定はこれまでの計画書が白紙かについてお答えいたします。 令和4年3月に策定されました糸満市立学校給食センターPFI導入等可能性調査で示された顕在化した課題への対応として、周辺環境の変化による事情も考慮した上で基本計画国吉北側(D案)及び令和2年3月に策定された基本計画で除外された候補地や、真栄里屋外運動場周辺も含めて再考する考えでございます。したがいまして基本計画書も考慮した上で検討してまいりますので、白紙ということではございません。 次に小項目2、親子の読書を通して親子の触れ合う時間をつくるブックスタートの状況とセカンドブックについてお答えいたします。ブックスタート事業は、赤ちゃんの頃から絵本を介して親子の触れ合う機会やきっかけづくり、楽しい時間を過ごすことを目的に乳幼児健診前期と同時に行っております。糸満市では平成21年度に準備期間として実行委員会を立ち上げ、平成23年度から事業化を行っております。事業は絵本のプレゼントと読み聞かせ体験、そして市内の子育て情報資料の提供を行っております。ブックスタートに参加した保護者へのアンケートからは、本事業の継続の希望が多数ございます。ブックスタートのフォローアップ事業として、関係者からセカンドブック実施についての要望も多数あります。乳児期に一度配布しただけでは成長の過程で絵本から離れてしまう可能性があり、それを防ぐためにもフォローアップ事業としてセカンドブックの必要性を感じております。今年度は専門の講師をお招きして勉強会を実施する予定でございます。 ◎企画部長(金城満) 件名2、南部病院跡地について。小項目1及び3についてお答えいたします。 小項目1、取り壊すだけの病院施設を1億253万円で購入したかについては、旧南部病院跡地に係る沖縄県との協議については、令和3年2月16日の県病院事業局との面談を皮切りに本市の土地利用に係る基本構想への意見や県有地売却の考えなど、幾多の交渉を重ねてまいりました。なお沖縄県との面談において土地売却の交渉相手は建物所有者を優先するとの説明を受け、建物の所有者である医療法人との合意の下、令和4年5月30日付で糸満市土地開発公社と医療法人との間で借地権付建物売買契約を締結したとのことであります。また一般的に土地の利用権(借地権)付の建物の場合、建物の価格は土地の利用権の価格をも含めた価格になるとされております。公社が購入した建物は、土地の利用権の価格だけでも5億円程度の価格が見込まれているため、建物を約1億円で購入したことは、経済的に見て合理的な考え方と聞いております。 小項目3、社会医療法人との覚書の内容については、旧南部病院の建物等の譲渡に関して基本的な事項について合意に達したため覚書を締結しております。 ◎消防長(平田徳明) 御質問、件名3、安全安心な暮らしの行政について。小項目1、市民の安全安心のための救急体制について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、市民からの件数については、沖縄県消防指令センターの受信件数によると令和元年4,953件、令和2年4,568件、令和3年4,770件で各年とも全通報件数の約60%が救急通報件数となっております。 次にイ、年間の救急出動件数については、令和元年3,127件、令和2年2,934件、令和3年2,943件となっております。 次にウ、救急出動体制については、市民の安全安心を守るために3台の救急車が24時間出動できる体制を整えております。しかし同時に出動できる台数や救急隊員の数には限りがあり、対応できない場合には非常招集を行うとともに近隣消防本部に応援要請を行っております。 ◆16番(大田守議員) まず安全安心な暮らしの行政の件名3のほうから再質問させていただきます。消防は、救急通報があればこれは出動しないといけないと思うんですよね。どんなに人数が足りなくても。そのために消防の使命、そしてそのためには非常招集が何回も行われていると思っております。この糸満市の場合。この回数を伺います。両方。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 まず消防の使命についてですが、消防はその施設及び人員を活用して住民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに水火災又は地震等の災害を防除し、及びこれらの災害による被害を軽減するほか災害等による傷病者の搬送を適切に行うことを任務としております。非常招集の回数についてですが、今年4月から8月、5か月間の非常招集の回数が93件、令和3年度の同月と比較すると30件増えている状況です。 ◆16番(大田守議員) この30件増えているという答弁があったんですが、なぜ30件増えているのか、その原因は分かりますか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 近年、全国的にも緊急出動の回数が多くなっています。最近では、やはりコロナ禍の影響、それから熱中症等によって救急出動が多くなっているのではないかと予想されます。 ◆16番(大田守議員) コロナ禍の中で非常招集の回数が増えてきたと。その非常招集の回数が増えるということは、やはり消防職員の数が足りない。今のところ3台を回しているんですが、1台当たりどれぐらいの人数が必要で3台であればどれぐらいの人数が必要なのか、それをお願いします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 救急車1台につき消防隊員3人で乗車します。ですから3台ですので9人の乗車ということになります。 ◆16番(大田守議員) 私は、やはり先ほどからいろいろな、今回この定例会でも出ておりますが、消防職員の数が足りないんではないかと、様々な意見は出ておりますけれども。やはり市民の安心安全を守るためには消防力強化の一番の大きな、私は効果があるのは広域化だと思っております。今、4消防本部で現場の消防長の皆さん方がいろいろお話をされているとは聞いているんですが、その中で広域に至らない、何が一番のネックなのか、それをお聞きいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時22分)                              (再開宣告午後3時22分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 広域化の勉強会において、他の消防本部から意見があった件について、消防の広域化に向けての課題として、職員定数の人員の各消防の差があるということの課題が上げられています。 ◆16番(大田守議員) この点は、賀数元消防長が退職するときに、この糸満市の全員協議会室、そこに南部の4消防に関わる市町村の議員の皆様方に声をかけて40名余り集まっていただきました。その中で糸満市の当時の消防長の賀数消防長にお話を、広域化の何がメリットがあるのか、各市町村全てが助かるよと。そういったものであれば、小さなことを言わないで大きな目的でもって動いていただけませんかというのが最終まとめだったんですよ。やはりそういった中でも、いろいろな議員の中ではいろいろな意見が出まして、糸満市は一番充足率が低くて当時ははしご車もないという状況で、ほかの消防本部の機材を糸満市がただ乗りしようとしているんじゃないかという厳しい意見もございました。もし広域化を糸満市が本気で望むのであれば、せめて充足率、機材を含めて、人員を含めて、せめて後の3消防の平均まで持ってきてほしいということを言われました。だから私は、この広域化には一番糸満市は市民を含め南部の全ての住民が一番助かる方式だと思うんですが、しかし広域化には時間がかかるんです。一番の問題は、市長、この4消防本部の広域化で一番のネックは皆さん、南部の各市町村の首長たちがどこまでどういったお話をされているのか、それをお聞きいたします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 昨年だったと思っていますけれども、消防長のほうに広域化の勉強会を始めていただきたいというお話をさせていただきました。そのときに南部広域の3市4町の首長には、議会終了後残っていただいて勉強会をスタートさせてほしいという旨の説明をさせていただきました。そのときは糸満市の消防長が音頭を取ってやっていただくということで説明をさせていただきました。 ◆16番(大田守議員) まだまだこの首長の皆さんでは勉強の段階ということでよろしいでしょうか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 今、勉強会は昨年度3回、今年度1回ということで報告は受けております。その中でまた課題が出てくると思いますので、それを含めて今後また3市4町の首長のほうには課題をどういうふうに共有しながら、広域化に向けて勉強会の課題を共有していきたいと思っています。 ◆16番(大田守議員) 今の市長の答弁を聞きますと、広域化にはまだまだ程遠いと、道半ばにも行っていないというように私は感じております。しかし今現在、糸満市民の救急体制が本当に崩壊に近い状況だと思っております。そういった中では消防長、この市民の命を守る救急体制、これをしっかりやるためには私は今の人数では、職員数では足りないと思っています。本当にどれぐらい必要なのか、私はまたこの議会の場でお聞きしたいと思っているんです。具体的に。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 現在、本市の消防本部の充足率が56.9%と県内では低い水準にあることから、沖縄県の平均充足率の63.1%を目標にしたいと。人員増については、必要であるということで認識をしています。職員定数については、他部局との調整もあることから、今後は関係部署と協議をして条例の改正等もありますので、考えていきたいと考えています。 ◆16番(大田守議員) そうすると今は60名いっていない状況であれば、あと本当に最低でも七、八名は必要ではないかと私的には感じております。最低でも。定数の条例、これがあるからなかなかできないと、要望はやっていると私は受けているんですが。市長、そうであれば市長の一番の使命は、やはり市民の安心安全な暮らし、これを守るのが一番の使命だと思っております。そういった中では、私はこの定数条例を変えてでも消防職員を増やすべきだと思っておりますけれども、市長、いかがでしょうか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほどの大田議員から、広域化のまだ道半ばということでありましたけれども、これまで広域化については前市長を含め、その前の市長からも長年の課題であると思っています。その中で広域化についてはどうしても必要だという認識は、議員の皆様もみんな持っていると思っております。消防長を含めて3市4町の担当の方が課題を今出し合って、この課題に向けてどういうふうに整理できるかということも今後必要だと思っております。その中で糸満市においては先ほど何名かの議員にも総務部長からもお答えさせておりますけれども、本市の実情を踏まえた定員適正化計画を策定して、計画的な定員管理に取り組んでいく予定でありますという話をさせていただいております。消防職員の定数につきましても、定員適正化計画を策定する中で関係部署と協議をしてまいりたいと思っております。 ◆16番(大田守議員) 大変残念でございます。沖縄県でも単一消防本部の話もございました。やはりその中ではなかなか充足率に満たない。そのとき一番の整備と充足率の一番いい那覇市消防本部が、消防長はそのときは大賛成で県と一緒に動いていました。しかし途中から変わってしまって、この消防長が辞めて何年か後に。結果的には、那覇市の充実したものを充足率が足りない消防本部に貸すようなものだと、人員を含めて。これでは那覇市民の税金でせっかくそろえたものが無駄になるんじゃないかという、そのような意見が出たらしいです。それで県単一の消防本部はパアになりました。だからこそ今、この糸満の、今から3年、4年前にやった勉強会の中でも、やはり厳しい意見は糸満市が充足率をせめて自分たちに合わせてくれないかと、それからしか話はできないと。そうなってくると、基本は私たち糸満市の消防体制、救急体制の在り方なんですよ。市長、これは私は定数条例を変えてでもやるべきだと思っております。そして米須校区が一番この糸満市の中では救急病院に遠いんです。ぜひこういった状況の中で、本当にそこに住んでいる地域住民の皆さん方は、まず救急車が一刻も早く着くことが大事なんです。そういったものを考えていくと、私はこの条例定数、やはり必要な人数はそろえていく、それぐらいの決断を市長はやってほしいと思っております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時32分)                              (再開宣告午後3時33分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) 件名1の教育行政について伺っていきたいと思っております。先ほどブックスタート、これは大変保護者の皆さん方からも継続してほしいと、そういったものを話をされております。しかしもうそろそろセカンドブック、これは私も今から四、五年前から言い続けているんですが、そろそろその時期に近づいてきたんじゃないかと思っております。ゼロ歳児のときに与えて、そのときは大体お母さんが子供の表情を見ながらブックを選んで頂けるんですが、その後やるとなると3歳以上、5歳、そうであれば自分で本を選ぶことができるんです。そういったことでそろそろセカンドブックをやったほうがいいんじゃないかと思っているんですが、もしセカンドブックを開始するとなると予算は幾らぐらい想定されているのか、お聞きいたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) セカンドブックにつきましては、これから対象年齢等も、実施するに当たっては決めていく必要があると。それに伴って本の値段等につきましても、それに合ったような形で選定する必要があります。基本的には現在やっていますブックスタートが80万円ですので、それが基本になるのかなと考えております。現段階で詳細についてはお答えすることはできません。今後の年齢とか、そういったものが判断材料になってくるのかなと考えております。 ◆16番(大田守議員) セカンドブックを先ほどの話では教育委員会のほうも考えているということでしたが、これはもうタイムスケジュール的にはどれぐらいの時期を見計らって開始されるのか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 先ほども答弁いたしましたけれども、まずは今年度において専門家をお招きした勉強会、また関係者も含めて一緒に勉強会をしていきたいと。その中で年齢でありましたり、その方法でありましたりということも検討していきたいと。次年度、そういった形で実施要項に向けて今回講師等をお招きして、その集まる関係者の皆さんとともに、その実施に向けて制度設計をやっていきたいと。また先に実施しています沖縄市の状況を見ながら、実施に向けて制度設計をしていきたいと考えております。 ◆16番(大田守議員) そうすると早くても次年度では無理だと、その次あたりだという形かなと思っております。今、ブックスタートに、健診に参加しない保護者もいらっしゃると聞いていますが、そういった方々にはどのような形でこの本を提供されておりますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時36分)                              (再開宣告午後3時37分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 健診に参加しない方々につきましては、この健診の案内と一緒にブックスタートの引換券も同封しておりまして、健診を受けない方につきましては、ブックスタートは担当課の窓口のほうでお渡しできますので、窓口のほうで対応しているという状況でございます。 ◆16番(大田守議員) 健診になかなか参加できないということは、その家庭に事情があると思っております。そういった方々が、本当に窓口まで来て受け取るでしょうか。私はそういった方へこそブックスタートの本来の意味合いを考えていけば、そういった家庭にこそ私は市のほうから、行政のほうから届けながら、家庭の様子を見ながら、それは必要だと思っております。それについてはいかがでしょうか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) またこういった方々の事情につきましては、あるというふうに考えていますので、健診に来られない方々でブックスタートにも来られない方々につきましては、そういった乳児健診担当はこども未来課等とも連携をしながら、情報共有を図りながら訪問についてもどのように対応していくのか、協議してまいりたいと考えております。 ◆16番(大田守議員) 本来、こういったものはもう少しソフト面、そういった家庭に何か問題があるんじゃないかとか、その方面から見に行きながら、これは福祉のほうと私はタイアップしてやるべきだと思っております。これのブックスタートが一番最初に始まったのはイギリスなんです。イギリスが日本で言えば平成17年か18年かな。すぐ翌々年には日本ではスタートしております。糸満市も平成23年であれば、早いほうです。国内でも。だからこそ、そろそろセカンドブックスタートが必要になってきていると思っております。このセカンドブックのほうは、今やられている自治体は3歳以上がほとんどです。これが定期健診を受けたゼロ歳児に絵本を贈るブックスタートは既に全国で1,000以上実施されている。そのうち100の自治体ではもう2冊目、セカンドが始まっている。3冊目を贈っている自治体もあるということが言われております。専門家も、幼少時期から本に親しむことが生涯を通じた読書習慣につながるという形でうたわれております。だからこそ私はこのセカンドブック、本当に一日でも早いスタートを願っております。ぜひともしっかりとした話合いをよろしくお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時41分)                              (再開宣告午後3時41分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) 件名1、教育行政について。高嶺小学校の進捗状況を伺っていきたいと思っております。市内小中学校の耐震化不足の調査は実施しているんですが、その結果はいかがでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時41分)                              (再開宣告午後3時44分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 小中学校におきまして検査した結果としましては、19棟が耐震不足という形であります。 ◆16番(大田守議員) 糸満市は今から何年前ですか、平成18年、糸満市は当時の島尻教育事務所管内の義務教育施設の28%は糸満市にありました。そのうちの3分の2が耐震基準に合っていない建物で、翌年からスケジュールを組んで頂いて校舎の、これが米須小学校の体育館から始まりました。やっと米須小学校の校舎が終わって、あと唯一大きく残っているのが高嶺小学校なんですよね。ほかの小さいものはあるんですが、唯一大きく残っているのが高嶺小学校なんですよ。これは教育環境の様々な在り方の変化が起こっていて、次の小中学校を造るときに、そのときにやりましょうという形で収まってきたんです。だから一番最後になってしまったんです。それをさらに今回4年も遅れる、私はこれは大変な問題だと思っているんです。今回、新聞にもありました無駄になった金額は幾らなんでしょうか。
    ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時45分)                              (再開宣告午後3時46分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 今回の高嶺小学校の移転改築につきましては見直しをすることになっていますけれども、その事業の見直しに伴い、改めまして校舎の配置、敷地拡張を含めた見直しを検討していきますけれども、見直しに際しては既に実施した設計資料を活用しながら期間短縮並びに予算の効率化に努めていきたいと考えております。また今回実施しました基本設計、実施設計につきましても活用していくことで事業の圧縮にも努めていきたいということでございます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時47分)                              (再開宣告午後3時48分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 新聞報道にあった金額については、その全てが無駄になっているということでは認識しておりません。 ◆16番(大田守議員) 無駄になってはないという言い方なんですが、今回の設計に使われた費用は幾らですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時48分)                              (再開宣告午後3時49分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 基本設計、実施設計で約1億1,500万円でございます。測量費も含めますと約1億3,000万円でございます。 ◆16番(大田守議員) 部長は、設計を無駄にはしてないという言い方をするんですが、場所も変わる、そして渡り廊下とか多目的棟とか、そういった減らすものを減らしていって場所も移していくとなると、そして今回は前に計画のなかった、何か唐突に運動場の拡張の話も今回出てまいりました。そういったものをやってくると、その設計は本当に使えるんですか。そのままの形で、この設計の形で本当にそのまま見直しで造れますか。お聞きいたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 そのままということではなくて、教室の配置等は今回行った基本設計、実施設計をベースに教室の配置につきましては検討していきたいということでございます。 ◆16番(大田守議員) 部長、この建物の設計というものは場所を変えたり移動すると、その設計はそのまま使えませんよ。そのまま使えないですよ。設計を新しくやり直さないといけないんですよ、そうじゃないですか。今のものをそのまま移動してやりますか、それを訪ねます。今のままの設計をそのままやるんですね。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 建物の設計につきましては、これからの見直し作業の中で検討していきますけれども、構造に係る部分とかそういったものもありますけれども、教室の配置等、中に係る部分については今回行った実施設計のデータを活用しながらやっていきたいと考えております。 ◆16番(大田守議員) 昔、琉球政府時代は大工さんが丁番使って、ぴんぴんとはじいていって、墨を使って、お家こう造りましょうねと、それをやっていたんですよね。今の設計士が前につくった設計士のこれをそのまま使うと思いますか、私はそうは思わない。それはいかがですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 実際に基本設計、実施設計をやる場合においても、基本設計業者と実施設計業者が変わる場合もございます。ですから今回行った実施設計、基本設計においても、その資料等については活用できる分については活用しながら次回の見直しについて検討していきたいと考えております。 ◆16番(大田守議員) 測量から入れて1億3,000万円。その1億3,000万円のうちのどの費用が次の設計に使われますか、有効に。何%ですか、半分ですか、7割ですか、3割ですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 次回の見直し作業につきましては、基本設計と実施設計を合わせた形で発注を考えております。その中で基本設計か実施設計かということと、また何割ですかということについては、今後その業務をしながら、できるだけ圧縮できるような形で再度の設計業務に取りかかっていきたいと考えております。 ◆16番(大田守議員) あきれて物が言えませんね。そうなってくると次も不調になる可能性もありますよ。では、今回不調になった原因は資材高騰が原因だということで金城敦議員、敏議員にも答弁されているんですが、この入札不調の原因は、入札業者の見積りの誤りなのか、それとも設計の誤りがあったのか、また検査にミスがあったのか、どちらが誤りがあったのかお尋ねします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時54分)                              (再開宣告午後3時54分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 今回の設計業務につきましては、設計書につきましては問題はなかったと認識しております。また検査につきましても、適切に検査されたものと認識しております。 入札業者のことにつきましては、会社の、それぞれの業者の内部事情になりますので、詳細を把握しておりませんのでお答えすることはできません。 ◆16番(大田守議員) 大きいものは4億円の差があったと。これだけ4億円の差がありながら原因を突き止めることができません。私は、だからこそ業者の皆さん方とも設計士の方とももう一度お会いして、教育委員会は原因を突き止めるべきだと思うんですが、それはいかがですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 先ほども御答弁いたしましたけれども、今回の設計金額の設定につきましては、適切に設定されたと認識しておりますので、そこの調査につきましては実施する予定はございません。 ◆16番(大田守議員) では教育委員会は令和3年9月の定例会で1億9,830万円補正いたしましたよね。これはこの高嶺小中学校の件だと思います。本来、令和4年度にやる事業を皆さん方は前倒しでやったんですよ、それぐらい自信があったということなんですよね、私が考えるには。その自信があって、前倒しでやってこの結果なんです。これについてどう考えますか。これは教育長のほうがよろしいでしょうね。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 令和3年9月の補正におきまして増額補正を行っております。そのことにつきましては、国のほうから沖縄県を通して令和3年度の補助事業の増額調整のお話を頂きまして、同補助金の増額を受けて事業を実施することとなったことから、その当時の令和3年度9月補正を計上させていただいております。 ◆16番(大田守議員) しっかりとやはり計画性を、私はもう少し計画性をつくってやらないとこういった状況になったと思うんです。補助金は2か年しか止めることはできません。その年から入れると、今年はもう返さないと次年度は3年目になりますよね。だからこそ今回2億円以上の補助金の返還という形になっていると思うんですが、この責任は私、大きいと思うんですが、次、この補助金が本当に申請できるのかどうか、同じような形で。私はそのときは設計も全部見直しをしないとできないと思っているんですが、それについてはいかがでしょうか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 今後の見直し作業における国からの補助金につきましては、国の補助金に該当する施設を建設する予定でございますので、その対象の、国からの補助金は頂けるものと認識しております。 ◆16番(大田守議員) これは教育長、間違いないですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 国の補助金に沿った、頂けるような建物を建設しますので、国からの交付金を頂けると認識しております。 ◆16番(大田守議員) これは何のための、何を造るための補助金でしたか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 学校施設を建設するための補助金でございます。 ◆16番(大田守議員) 聞いていてあきれてしようがないです。無駄じゃなかったということを言い張っておりますけれども、私は無駄になったと思っております。もう少ししっかりと調べてやればこういったことにならなかったと。資材の高騰を原因におっしゃっておりますけれども、これも金城敦議員、敏議員のときもありました。豊見城ではちゃんとやっているんです。なぜ豊見城ができて糸満市ができないんですか、同じ状況の中で。私はこれが不思議でたまらないんです。今回、総務委員会の中でも出てこなかった仮校舎の建設の話も、唐突に出てきましたよね。そして見直すから運動場の整備まで考えますと、これも唐突に出てきましたよね。これはどういった形で進めていくのか。そしてこの運動場の拡張は、たしか金城敏議員が去年の12月定例会、そのときから運動場の拡張はずっと言っていると思います。3月定例会でもまだこの建物を造るというそれだけで、これは後で後でと。今回唐突に出てきているんですが、向こうは農業用地です。農業用地の転用ができるのかどうか、これは経済部と話はされましたか。いかがですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 学校敷地の拡張につきましては、周辺が優良な農地ということでは認識しております。それに伴って様々な課題があるということも認識しておりますので、今回の見直し作業の中で、今後発注していく基本計画、配置計画の中でそういったものの課題等に対してもどういったことが必要になってくるのか、またどういうふうな課題になるのか、また国、県との協議についても今後進めていきたいと考えております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時02分)                              (再開宣告午後4時02分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) すみません、答弁漏れということでございます。経済部と正式な話についてはまだ行っておりませんけれども、担当ベースでの情報交換は行っていますけれども、正式にということは今後行っていく予定でございます。 ◆16番(大田守議員) そういった形で、本来であればこの定例会で運動場の拡張、農業用地を運動場用地に切り替えるという、そこまでのお話が出るんだったら、本来正式に話し合ってどうすればいいのかというのを、そこまでやっておかないと、今後も計画性がないという形で、私は言われてもしようがないと思っております。その点は、強く注文いたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時03分)                              (再開宣告午後4時03分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) 教育長にお尋ねします。今回のこの結果に至った調査はやらないんですか。どうでしょうか。 ◎教育長(幸地政行) 議員の御質問にお答えいたします。 今回の事業計画の見直しについて調査をやるかやらないかという再質問であります。結論としては、やる予定はありません。先ほど部長から話したとおり、設計等、また業者等にも設計も含めて調査して、瑕疵があるかどうか等、そこは考えておりませんのでやる予定はありません。 ◆16番(大田守議員) 教育長、大変なお話ですよ。1億3,000万円、納税者の市民の皆さん方が額に汗をして本当に、納税した税金ですよ。これ設計は全部一般財源なんですよ、そうですよね。これは保護者に説明責任は当たり前なんですが、ほかの市民にも納税していただいている、もしくはこれで1億3,000万円、こんな無駄に使わなければ別のものに市民サービスに使えたかもしれない。そういった全ての市民に説明責任があると思うんですが、それをどういたしますか。 ◎教育長(幸地政行) 測量と、それから実施設計を含めてのただいまの金額なんですけれども、その設計を中心として見直しに係ることについて、最大限利用できるところは利用していきたいと。また測量も含めて利用できるところは利用していきたいと思っているところであります。今、これについて先ほど来、見直しに係る、何%ぐらいは見直せますかという御質問がありましたけれども、すぐにその数字等は言えませんけれども、そういう努力をやっていくということを考えております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時06分)                              (再開宣告午後4時07分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) 今回、高嶺小学校の事業計画の入札不調によって見直しということになってしまいました。これについては、まずもって高嶺小学校の安心安全に係る校舎等、まだ残っていますので、子供たちや学校の職員に対してその安心安全をしっかり保障するような形で今後やっていきたいと思っております。またこれまでこの高嶺小学校の移転改築事業については、準備委員会には地域の方々たくさん、ほとんどの地域代表が参加して、それから各地域を回っての説明も含めてこれまで取り組んできたところであります。そして小中一貫校という、小学校と中学校の学校に非常に期待を持ってきたところ、今回の事業計画の見直しという結果になりまして、心から本当に申し訳なく思っているところです。市民の皆様、そして学校関係者、地域住民、子供たちに非常に心からおわびを申し上げたいと思います。どうもすみませんでした。 ◆16番(大田守議員) この前で謝ってはいるんですが、でも調査はしないで原因が、何が原因でどこに責任があるのか。これは調査しないで謝るというのは、これは謝罪になっていません。はっきり申し上げます。市長、教育委員会のことも議案として、予算として提出するのは市長が認めてやっております。その責任は、私は全て市長にくると思うんですが、それはいかがですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時09分)                              (再開宣告午後4時10分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 高嶺小中一貫教育校の開校については、設計計画が不調に終わったということであります。ただそれについては児童生徒、保護者、学校関係者、地域の方々に私のほうからもおわび申し上げます。何度か議員の皆様に質問の中でも言わせていただいています。今後については2回不調に終わっていますので、まずは子供たちの安全を優先にさせていただきたいということで仮設校舎を建てて、まずは子供たちの安全を守るということを優先にさせていただきたいということもお聞きしています。さらに教育委員会とともに整備計画については一緒になって推進していこうということで話をさせていただいております。そういうことで御理解頂きたいと思っております。 ◆16番(大田守議員) これ答弁はそのまま順繰り順繰り、巡り巡っているんですよね。私がこの議員1期目のときに、ある教育の関係者の会合の中で、神里幸雄先生という南風原の当時の教育委員長がおっしゃいました。糸満市は28%の、4分の1以上の義務教育施設がある。糸満市の義務教育が変われば、島尻管内の義務教育は変わるよと。当時南風原は、耐震基準に合わないものもあと2年やれば全部終わりますと彼はおっしゃっていました。私は責任をもって、使命感をもって、当時の教育長と一緒に議会とも戦う、首長とも戦う、そのつもりでやってあと2年で終わりますと。私はね、教育長、神里先生は教育委員長だったかもしれませんが、しかし教育長と一緒になってそこまでの使命感でやっているんです。今回のこの定例会の中でのこの答弁を聞いていると、市長は最終的な決定権を持っている市長も教育長も、私はこの問題から逃げているんじゃないかと思うぐらいです。茨城県の常陸太田市、そこは下水道設計ミスで全職員給与を減額し改修工事の費用の一部に充てると、そこまで市長を含めて職員を含めて責任を取っているんです。責任の取り方というのはこういったものじゃないですか市長、教育長。私は、それができない今の糸満市の執行部、そして教育委員会、大変残念です。時間がないので次に移ります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時13分)                              (再開宣告午後4時13分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) 件名2、南部病院跡地について再質問させていただきます。 この土地を買うために、建物を買ったのではなくて、この土地の優先権を得るためにこの1億253万円を支払ったのですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時14分)                              (再開宣告午後4時15分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 まず南部病院跡地は御存じのとおり県有地でございます。県のほうにかねてから糸満市はこの用地を取得したいという話をさせていただいております。その話合いの中で、県のほうから協議を進める中で南部病院跡地を売却する場合、あるいは取得する場合の交渉相手は建物所有者を優先すると説明を受けております。まず建物を取得しないと交渉する立ち位置にも立てないものですから、土地を購入する手段として建物を購入したということでございます。 ◆16番(大田守議員) では土地の優先交渉権とは何なのかお聞きいたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 繰り返しになりますが、これまで県と協議を進める中で、糸満市が県から南部病院跡地を取得するための交渉相手となるためには、建物所有者を優先することとの説明がありました。病院事業局の方針として建物所有者を優先して交渉することを示したものであり、法の一般原則である信義誠実の原則に基づき引き続き県と市がこれまでの交渉を継続して協議を行っていくことができる、そういうことを表現しているものでございます。 ◆16番(大田守議員) 県は、この土地優先交渉権、これを条文で定めているんですか、法律的に。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時17分)                              (再開宣告午後4時18分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 これまで協議を進める中で、県のほうから交渉相手は建物所有者を優先するという方針ということで伺っております。そのことを我々お互いに良好な関係を築きながら話合いを進めさせていただいていますので、法律にあるかどうかというよりも信義則に基づいて協議を行っていくということでございます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時18分)                              (再開宣告午後4時20分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 先ほども県と協議を進める中で、県のほうから方針があるということを受けて建物を所有するように交渉を進め公社が購入するに至っているということを申し上げました。その中で県とこれまで話を進めてきたというのは、法の一般原則である信義誠実の原則に基づいて行ってきたと。また双方の協議によって合意を形成したということでございます。信義誠実の原則というのは、必ずしも法令上に明示されているわけではありませんが、一般に正義にかなう普遍的原理と認められるもので不文法源の1つとされ、私人間の法律関係のみならず行政法上の法律関係をも拘束するということがございます。そういうこと、一連の手続、それからこれまでの事実を含めて優先交渉権という表現で説明させていただいております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時22分)                              (再開宣告午後4時58分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再度答弁いたします。 県の普通財産を処分するための基準となる公有財産管理運用方針に基づいて病院事業局のほうは、市のほうにこういう説明を行ってきております。普通財産を処分する際には、当該財産の上に建物がある場合はそれを基に土地も貸し付けることになります。貸し付けている相手がいる場合には、財産を処分する際にはその貸付けの相手方を優先的に取り扱うものとするという内規がありますので、それに基づいてやってきたと伺っております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時59分)                              (再開宣告午後4時59分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 優先交渉権というのは、表現しているのは、今申し上げたことを指しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時00分)                              (再開宣告午後5時01分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) ただいま御説明申し上げたとおり、そういう権利があるものと認識しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時01分)                              (再開宣告午後5時04分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) 大変情けないですね。私は、土地優先交渉権というこの件は、県の条文の中にないと思っております。断言いたします。ないと思っております。この土地優先交渉権、皆さん方はこれを査定を入れたんですか。この権利に査定を入れたんですか。鑑定、査定したんですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時05分)                              (再開宣告午後5時06分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 優先交渉権に鑑定を入れているかという御質問ですけれども、優先交渉権に鑑定は入れておりません。 ◆16番(大田守議員) 皆さん方は、この建物を買うときに1億253万円という、もう支払いは終わっていますよね。これの鑑定はどのように、この積算の数字、元の数字を含め鑑定を入れたかどうかです。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時07分)                              (再開宣告午後5時07分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 建物は公社が購入しましたけれども、公社に聞きますと、公社が建物を購入する場合適正価格かどうかというのを判断する必要があります。適正価格の範囲内で購入する材料としては、固定資産税評価額及びこの土地の借地権価格から適正価格を算定し、適正価格の範囲内で購入することが必要と考え、その範囲内であればわざわざ経費をかけて鑑定評価を行う必要はないと判断したとのことであります。なおそれに関しては顧問弁護士とも相談しての対応であると聞いております。 ◆16番(大田守議員) 今まで行政で土地の売買、建物の売買で鑑定を入れなかったことはあるんですか、どうなんでしょう。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時09分)                              (再開宣告午後5時09分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 6月定例会でも答弁しましたけれども、以前に公社が市から糸満南小学校跡地の用地を購入した際には公社は鑑定を入れずに購入しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時09分)                              (再開宣告午後5時09分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) では土地開発公社が入れていないとなると、これは友愛会が入れた数字をそのままうのみにしたということでしょうか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 先ほども答弁いたしましたが、公社がこの旧南部病院の建物を購入する際に判断材料としたのは固定資産税の評価額及び当該土地の借地権価格から適正価格を算定し、適正価格の範囲内で購入すること、そういうことでこの範囲内である1億253万円という数字でしたので購入したということであります。弁護士にも相談して、わざわざ経費をかけて鑑定評価を行う必要はないという助言を頂いて対応したと聞いております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時11分)                              (再開宣告午後5時11分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) では1億253万円というのは、土地開発公社が自分たちで納得した数字でよろしいんでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時11分)                              (再開宣告午後5時11分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 判断基準として先ほど申し上げたとおり固定資産税評価額、それから借地権価格というのを算定して、それと比較考慮したということでございます。借地権価格が約5億8,000万円と見ていますので、それと比して1億253万円は安価であることから適正価格の範囲内として納得して購入したものだと考えております。
    ◆16番(大田守議員) この建物は、市もあの建物を使わないですよね、最初から使わないですよね。使うんですか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 旧南部病院の建物に関しては土地を取得する手段として取得したものでございます。ただ現時点においては消防や警察の訓練用の施設として使用しております。 ◆16番(大田守議員) その使用料は頂いておりますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時13分)                              (再開宣告午後5時14分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 現在は消防や県警のほうで訓練を行って利用しておりますが、公用ですので無償で貸し付けております。なお県警のほうではそういった事情も、状況も理解していただいて夜間のパトロールあたりを協力していただいております。 ◆16番(大田守議員) 大変情けないですね。警察が県民、市民のためにやるのは、これは当たり前ですよ。ここを使わさなければ県警は、糸満署は市民を守れないんですか。そんな答弁は、私はおかしいですよ。ちゃんと施設を使えば市民にも使用料を皆さん方は取りますよね。皆さん方は1億253万円使って、無償で訓練する施設を与えるためにあの建物を今所有しているんですか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 土地の取得までは、まだ交渉で決まるものですから時間がかかります。その間の利用として消防または警察のほうで訓練用として使用しているということでございます。 ◆16番(大田守議員) 皆さん方ね、大変おかしいですよ。優先交渉権という、そんな条文もないようなもので1億253万円出す。そしていつまでか分からないけれども、無償でここを使わせてもらっている。大変、市民の財産をこういったもので使うということは、私はとてもじゃないけれども考えられません。皆さん方、この建物を医療法人は壊す寸前まで行って、調査まで行っているんですよ。それは御存じでしたか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時17分)                              (再開宣告午後5時17分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 今、議員がおっしゃられたことを市は承知しておりません。 ◆16番(大田守議員) だから大変情けないんですよ。基本構想もないまま土地を買う、そして第三者がそこまで行っている、医療法人がそこまで計画やっているものを、全く情報もつかまないまま糸満市は1億253万円出して買ってしまう。この後は5億円か6億円か分からないけれども、また糸満市の税金を使って壊すわけでしょう。そして無償譲渡できなかった場合は15億円の土地代が出ますよ。そういったものも含めて、大変私は残念です。今日の教育委員会の答弁を含め、そして執行部の市長側の答弁を含めて、大変私は責任感がないなと思っております。教育委員会は1億3,000万円、そして給食センターの引き延ばし、そして市長のほうは壊すだけ、6億円、5億円かけて壊すだけの建物を1億253万円で買ってしまう。その後の計画はほとんどまだ見えてこない。そうした中ではこの原因究明、そして責任の所在を明確にしなければ、私はこれ市民の中から住民監査請求及び賠償の請求まで求められるんじゃないかと危惧しております。以上を申し上げまして一般質問を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時19分)                              (再開宣告午後5時19分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦議員) 市民の皆さん、こんにちは。インターネット中継を御覧になっている市民の皆さん、今定例会一般質問最終質問者でございます。それでは通告書に従い一般質問を行います。 件名1、新型コロナウイルス感染拡大防止事業について。小項目1、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策等に関する緊急対策事業における新規経済対策について。ア、私立保育所等食材料費負担軽減事業について伺う。イ、認可外保育施設食材料費負担軽減事業について伺う。ウ、放課後児童クラブ食材料費負担軽減事業について伺う。 件名2、ヤングケアラーの支援について。小項目1、ヤングケアラーの支援対策について。ア、教育委員会の取組について伺う。イ、こども未来部の取組について伺う。 小項目2、ヤングケアラー条例制定への取組状況について伺う。 件名3、農業・水産業行政について。小項目1、原油価格高騰等への対策について。ア、糸満市経済団体との意見交換会の内容について伺う。 小項目2、糸満漁港北地区水産庁護岸整備事業の進捗状況について伺う。 件名4、市民生活環境行政について。小項目1、潮平地域の冠水対策について。ア、沖縄県と西崎東水路についての調整の進捗状況について伺う。 件名5、教育環境行政について。懸案であります高嶺小中学校校舎改築については計画の見直し案が示されたところであります。そこでお伺いをいたします。小項目1、高嶺小中学校校舎改築について。ア、1回目と2回目の入札不調の原因について伺う。イ、学校及びPTA関係者への説明会の開催及びどのような意見等があったか伺う。ウ、今後の見直し計画について伺う。 小項目2、学校給食センター建設事業の進捗状況について伺う。 件名6、南部病院跡地利用計画について。去る6月定例会において、本員から市当局に対して医療法人友愛会所有南部病院の建物取得及び用地の無償譲渡について伺ったところであります。そこでお伺いをいたします。小項目1、南部病院建物の取得状況について伺う。 小項目2、南部病院用地取得に向けての取組状況について伺う。 以上、演壇での質問を終わり再質問は質問席から行います。 ◎市長(當銘真栄) 新垣安彦議員御質問、件名4、市民生活環境行政について。小項目1、潮平地域の冠水対策について。ア、沖縄県と西崎東水路についての調整の進捗状況についてお答えします。 令和4年5月31日、6月3日の大雨による被害で令和4年6月10日に私自ら沖縄県知事宛て要請文を持って直接要請し、その後関係部署において令和4年8月4日、9月5日に沖縄県関係部署と調整を行っております。その中で当該箇所が公有水面であるということをお互い認識しております。引き続き県と市で協力しながら早期解決できるよう調整してまいりたいと考えております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名5、教育環境行政について。小項目1、高嶺小中学校校舎改築について、アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、1回目と2回目の入札不調の原因については、1回目の入札は設計金額が13億2,880万円で16社へ指名通知を行いJV協定書・質疑・見積書等の提出を行っていただき5月26日に入札を行う予定でした。しかしJV協定書の提出が14社7JVとなり、そのうち6JVより辞退届の提出があった時点で価格競争力がないため1回目の入札不調となりました。2回目の入札は工事範囲を減らし設計の見直しを行い、20社へ指名通知を行い7月13日に入札を予定しておりました。こちらもJV協定書の提出があったのが18社9JVでしたが、入札当日までに8JVより辞退届が提出されたことから1回目同様に2回目の入札不調となりました。 次にイ、学校及びPTA関係者への説明会の開催及びどのような意見等があったのかについては、高嶺小学校移転改築事業の計画見直しに係る説明会を小学校、中学校保護者等に令和4年9月6日、7日に開催しました。参加者から頂いた御意見等につきましては、児童生徒の安心性の確保について、今後の計画の実行性、後戻りしないようになど、また安全性の確保や快適性の確保に対する対応、今後の事業計画の進捗状況も含め情報発信をしてほしいなど、その他幾つかの御意見等がありました。 次にウ、今後の見直し計画については、小中一貫教育校の方針は堅持し、将来の中学校建て替えも見据えた小学校校舎配置計画、構造の見直し等を検討し、中学校の建て替え敷地や議員や地域からも御指摘のあった運動場の確保など、学校敷地の拡張も含めた検討を行うものとなります。 ◎こども未来部長(国吉丘) 御質問、件名1、新型コロナウイルス感染拡大防止事業について。小項目1、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策などに係る緊急対策事業における新規経済対策について、アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、私立保育所等及びイ、認可外保育施設食材料費負担軽減事業については内容が同じなのでまとめてお答えいたします。概要といたしましては、令和4年4月から令和5年3月までの間に私立保育所等及び認可外保育施設において、給食提供を行った児童1人1日当たり12円を上限として支給申請のある私立保育所等及び認可外保育施設に支給予定となっています。 次にウ、放課後児童クラブ食材料費負担軽減事業についてお答えいたします。概要といたしまして、令和4年4月から令和5年3月までの間に放課後児童クラブを利用した児童1人1日当たり3円を上限として支給申請のある児童クラブに支給予定となっています。 次に御質問、件名2、ヤングケアラーの支援について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、ヤングケアラーの支援対策について。イ、こども未来部の取組については教育委員会と連携し、7月から8月にかけてヤングケアラーの理解に関する研修を計7回実施し、教職員、糸満市要保護児童対策地域協議会委員、子供の居場所職員、子供の貧困対策支援員、その他関係機関の職員約400人が受講しました。この研修を通して児童と関わる機会の多い関係機関のヤングケアラーについての認知度が高まったものと考えています。一方で課題となっていますヤングケアラーへの支援体制の整備につきましては、国が設置する検討チームでの議論を注視しながら子ども・子育て支援事業計画の中間年の見直しの際に必要な施策を検討してまいります。 小項目2、ヤングケアラー条例制定への取組状況については、8月に開催しました第1回糸満市子ども・子育て会議及び糸満市要保護児童対策地域協議会代表者会議において昨年度に教育委員会が実施しましたヤングケアラーの実態調査の結果について報告したところであります。引き続き子ども・子育て会議においてヤングケアラーに関する議論を重ね、ヤングケアラー支援に必要な施策を検討するとともにヤングケアラー条例制定の必要性についても調査、研究してまいります。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 御質問、件名2、ヤングケアラーの支援について。小項目1、ヤングケアラーの支援対策について。ア、教育委員会の取組についてお答えいたします。 教育委員会では、沖縄大学名城健二教授によるヤングケアラーの理解についてと題しまして研修を行いました。7月の定例校長会、生徒指導主任研修会をはじめ8月には各中学校区ごとの教職員に対して研修会を実施しております。学校では日頃から意識して子供たちを観察し、気になる子供たちへの対応を行っておりますが、この研修会を通してこれまでの対応に加えてヤングケアラーへの理解が深まり、さらに知見が広がったものと考えております。 ◎経済部長(大城司) 御質問、件名3、農業・水産業行政について。小項目1、原油価格高騰等への対策について。ア、糸満市経済団体との意見交換会の内容についてお答えします。 意見交換会については市長、副市長、担当部課長などが出席し、令和4年7月15日にJAおきなわ糸満支店と意見交換会を行い、原料価格や原油価格の高騰に対する支援や地産地消への支援継続、喜屋武・福地間の市道の拡張などについて意見交換を行いました。次に水産関係団体の糸満漁業協同組合との意見交換会を令和4年9月9日に行っております。糸満漁業協同組合からは同組合が今後取り組む各事業の説明や事業実施に向けて事業への支援についての要望等があり、これらについて意見交換を行いました。 続きまして同じく件名3、農業・水産業行政について。小項目2、糸満漁港北地区水産庁護岸整備事業の進捗状況についてお答えいたします。進捗状況については、埋立申請が国、市同時に申請となることから、本市においては当該区域の基本計画の作成を本年度行う予定としております。また水産庁においても本年度埋立区域の基本設計業務の公募型競争入札の手続が開始していることを確認しております。今後は計画の精度向上に向け事務協議の調整を進めてまいります。さらにその中でスケジュール感を明示していく予定となります。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 御質問、件名5、教育環境行政について。小項目2、学校給食センター建設事業の進捗状況についてお答えいたします。 現時点での進捗状況といたしましては、建設候補地策定業務を実施するため今議会に補正予算を計上し承認を頂いているところであります。業務については速やかに遂行し、建設候補地を選定する予定です。 ◎企画部長(金城満) 御質問、件名6、南部病院跡地利用計画について。小項目1及び2については関連しますので一括してお答えします。 南部病院跡地に係る沖縄県との協議については、令和3年2月16日の県病院事業局との面談を皮切りに、本市の土地利用に係る基本構想への意見や県有地売却の考えなど幾多の交渉を重ねてまいりました。なお沖縄県との面談において、土地売却の交渉相手は建物所有者を優先するとの説明を受け、建物の所有者である医療法人との合意の下、令和4年5月30日付で糸満市土地開発公社と医療法人との間で借地権付建物売買契約を締結したとのことであります。現在は糸満市土地開発公社の自主事業として、土地鑑定評価業務契約をはじめ南部病院跡地の利活用に係る基本計画の策定業務及び土壌汚染調査業務を締結したとのことから、土地の鑑定評価の報告が作成され次第金額を含めた具体的な交渉に入るものと思われます。 ◆20番(新垣安彦議員) それではこれより質問席より再質問を行います。 まず初めに件名1、新型コロナウイルス感染拡大防止事業について。小項目1、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策等に関する緊急対策事業における新規経済対策について、アからウまで一括して再質問を行います。支給対象施設、補助率、そして各給付予算額について御答弁を求めます。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 まずアの支給対象施設は認可保育所、認定こども園、小規模保育事業所となっております。県の補助率は2分の1補助、残りは市の負担になります。予算額は1,044万円となっています。 次にイの支給対象施設は認可外保育施設、県の補助率は4分の3、市の負担は4分の1です。予算額は97万5,000円となっております。 次にウの支給対象施設は放課後児童クラブ、県の補助率は2分の1、市は2分の1です。予算額は65万9,000円となっています。 ◆20番(新垣安彦議員) この予算がしっかりと今議会において、採決を受けて執行させていただくように担当課としてはぜひ尽力をしていただきたいと思います。 それでは次に件名2、ヤングケアラーの支援について。小項目1、ヤングケアラーの支援対策、アの教育委員会の取組について再質問させていただきたいと思います。まず1点目にスクールソーシャルワーカーの増員について教育委員会の見解をお願いしたいと思います。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 本市では、県派遣のスクールソーシャルワーカーが2名配置されており、4中学校区を担当してもらっております。増員配置に関しては、大きな課題であると認識しております。増員に向けて関係部署と調整を行っていきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは続きまして厚労省が今回お示しになったアセスメントシートについての見解を、教育指導監の御意見を賜りたいと思います。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 厚生労働省が示したアセスメントシートについてですが、沖縄大学の名城健二教授によるヤングケアラーの理解についての研修会の中でも紹介されておりました。学校で使えるヤングケアラーである可能性を確認できる有効なツールの1つであると考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、教育指導監から御答弁を頂きました。これを基にしながら、やはり学校現場で対象者であるヤングケアラーを確認できるツールの1つとしてぜひ御使用していただきたい、使っていただきたいということを申したいと思いますし、またこれに基づいて、これを使うこども未来部のほうにも情報提供できるようなシステムになるかと思いますのでよろしくお願いします。 それでは次に小項目2、こども未来部について再質問いたします。7月、8月に実施したヤングケアラーの理解に関する研修についての研修内容について御答弁頂けますか。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 研修内容は国の支援の取組、埼玉県教育委員会の取組、糸満市実態調査の報告、ヤングケアラーの経験が将来に与える影響、ヤングケアラーの関わり方の視点、支援の役割分担、仮想事例となっております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは先ほど教育委員会でも伺いましたアセスメントシートについて、部長の見解をお伺いいたします。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 このアセスメントシートは子供の状況を確認するという位置づけで、本来守られるべき子供の権利が守られているか、家族と子供との状況はどうか、子供本人の認識や意向はどうかという視点で作成されています。このシートでヤングケアラーの可能性があると確認された場合、関係機関がこのシートを活用し支援の方針を決定する際の有効なツールになり得るものと認識しています。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひ教育委員会とそれからこども未来部が情報交換しながら取り組んで頂きたいと思います。 それでは小項目2、ヤングケアラー条例制定の取組について再質問いたします。他市の先進地事例を参考にしながら、本市でも条例制定を行う考えはないか、こども未来部の見解をお伺いします。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 ヤングケアラー支援に関する条例は、ケアラーがケアによる心身の不調、学業や仕事の制約、貧困や社会的孤立にならないよう個人の尊厳が守られ安心した生活を送り、将来への希望が持てるよう、その人生を地域や社会全体で支える仕組みづくりを推進するためのものと認識しております。現在、ヤングケアラー支援条例の制定については、全国の自治体のうち埼玉県や岡山県総社市など11自治体においてケアラー支援に関する条例が制定されており、うち2自治体が今年度制定しております。本市では今年度に予定している第2期糸満市子ども・子育て支援事業計画の中間年見直しの際に、ヤングケアラーに関する必要な施策を検討しているところです。その上で施策として条例制定の必要性を調査・研究してまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひ取り組んで調査していただきたいと思います。 それでは件名3、農業・水産業行政についてでございます。小項目1、原油価格高騰等への対策として、私からは糸満漁協を中心に再質問させていただきたいと思います。糸満漁業協同組合からどのような要望があったかお伺いいたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 沖縄県漁業協同組合連合会が事業主体となっている沖縄県水産公社の冷凍冷蔵施設の修繕整備費用に関する支援について。次にトビイカとソデイカを糸満市内の学校給食の食材提供に向けての糸満市の支援について、当組合新事務所建設費に対する助成について、小型漁船への新1ワット無線機導入に対する助成について、水産庁の直轄事業に伴う埋立箇所に船舶が係留できるような整備についてというような内容の要望がありました。 ◆20番(新垣安彦議員) それではその5点の要望があった旨の答弁がございましたが、糸満漁協に対してどのような回答をされたか御答弁お願いします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 冷凍冷蔵施設修繕整備にかかる費用に対する支援については、市の財政環境も鑑みて検討させていただきたい。学校給食への食材提供の取組の支援については、事業実現性や補助メニューなどを確認し、本市としても前向きに検討させていただきたい。新事務所の建て替えに伴う建設費の助成については、本市の財政的な課題もありますので、慎重に検討させていただきたい。1ワット無線機の購入費用の助成については、本市の補助対象項目に該当するのか審査を行い検討させていただきたい。水産庁との埋立申請に係る事務協議は進めてまいりますので、糸満漁協からの岸壁への整備要望についても設計に反映できるものなのか調整していきたいと考えておりますというような内容で回答いたしました。 ◆20番(新垣安彦議員) その市当局からの回答に対して、漁協組合のほうからは新たな意見等がなかったかどうか、それについて御答弁頂けますか。 ◎経済部長(大城司) 漁協から総括して、市当局の回答に対して糸満漁協からの意見については、糸満漁協が行う各事業についての必要性や重要性のお話を伺い、本市からの支援策等を御検討していただきたい旨の意見がございました。 ◆20番(新垣安彦議員) やはりきちんと糸満のウミンチュ文化を支える漁協組合を支えていただきたいと思います。 それでは次に小項目2、糸満漁港北地区水産庁護岸整備事業について、その進捗状況について再質問いたします。まず基本計画の市の業務内容について御答弁お願いします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 基本計画の主な業務内容としては、昨年度作成しました土地利用計画案を基に、まず1つ目、土地利用計画及び施設配置計画の検討、2つ目にゾーン別施設計画の検討、3つ目に動線及び駐車場計画、4つ目に施設管理運営計画の検討、5つ目に事業化計画などの業務を行う予定となっております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは市が事業主体となる事業内容及び概算事業費についてお伺いいたします。 ◎経済部長(大城司) 概算の事業費については、基本計画策定業務の中でインフラ及び上物整備を含めた概算事業費を算出してまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) これからやはり糸満北地区には荷捌施設も開設されます。これから飛躍的に糸満漁業の振興が図られますので、ぜひ原課としてはその取組をしっかりと進めていただきたいと思います。 それでは次に件名4、市民生活環境行政について。小項目1、潮平地域の冠水対策について。アの沖縄県と西崎東水路についての再質問を行います。公有水面の定義と西崎東水路の現状についてお聞かせください。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時53分)                              (再開宣告午後5時54分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは西崎水路は公有水面であると相互に県と確認されたかどうか、それについて御答弁頂けますか。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 先ほど市長が答弁いたしましたとおり、8月4日と9月5日に県の担当部署と、8月4日は糸満市で9月5日においては県庁のほうで協議をして、その場でお互いに公有水面だという認識をしているところです。その後、市としては公有水面ということで、底地については県の管理だという認識の下で県が対応すべきだという考えを持っております。一方県においては排水設備を取り付けているのは市でありますので、市が機能維持を行うべきではないかということで双方の見解にずれがありまして、今協議中でありまして、今後もその点について協議を重ねて一日も早い早期解決ができるように調整したいと考えているところでございます。 ◆20番(新垣安彦議員) 今のこの市のすべき役割、それから県がする役割とがあります。今それがまだきちんと定まっていない段階で、市が先に手を出してしまうと全て市に持たされる、県がそういう形で来ることは武富の傾斜地でも明らかになっていますので、この辺をしっかりと認識した上で、市のきちんとした形の対応を県に申し入れていく、そういう考えはないかどうかお伺いします。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 先ほども申し上げたとおり、議員おっしゃるとおりまだ県と市の見解、認識にずれがありますので、底地の管理は県がやるものだという市の認識、県としては排水施設を取り付けた市がやるべきだという考えがございますので、その辺をじっくり今後協議していきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひその部分を引き続き県と調整していただき、きちんとしたすみ分けをしなければ潮平地域の冠水対策に寄与する大変重要な事項だと、課題だと認識しますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時56分)                              (再開宣告午後5時57分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは件名5、教育環境行政について。小項目1、高嶺小中学校校舎改築について、アからウまで一括して再質問を行います。 まず最初に2度の工事発注金額は適正価格で工事発注されたか、御答弁お願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 設計額の設定に関しましては、公共建築工事積算基準等に基づき設定をしております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは教育委員会から高嶺小学校移転改築工事見直しについて、市民への周知方法についてはどのように行ったのか、御答弁お願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 9月6日、7日に高嶺小学校、中学校の保護者及び関係自治会長等へ事業見直しに係る説明会を実施いたしました。また9月9日に教育長メッセージをはじめ事業計画見直しに係る報告を市ホームページで掲載し、周知をいたしております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは工事の見直しをする前に、工事費の増額を検討されたかどうか、それについて御答弁お願いできますか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 2回目の入札に当たり設計の見直し内容として設計単価の入替えを行い、工事費を算出いたしました。また本体工事と多目的棟や渡り廊下をまとめて発注していたものを切り分け、1期、2期工事として発注するよう検討を行いました。それに当たり1億5,000万円の予算の増額が見込まれたことから、2回目の入札が落札されていれば2期工事の発注前に補正予算の増額を提案する予定でございました。 ◆20番(新垣安彦議員) その工事を見直す際に、やはり国の補助金関係がございますので、国及び県との調整を行ったかどうか、これについて御答弁頂けますか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 事業計画の見直しにつきましては、沖縄県を通して国へ報告を行っております。また現在沖縄県とは補助金などの手続について随時調整を行っているところであり、今後も引き続き協議、調整をしていきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひその調整をしていただきながら、再度見直しした設計業務、それから補助金関係がしっかりと国に、それから予算要求ができて実施できるように、また先ほどの答弁の中でもそれが可能だという御答弁も頂いておりますので、しっかりとそれを進めていただきたいと思います。 それでは次に、ちょっと話を変えますけれども、今回このような形のものが新聞記事で掲載されております。その中の新聞記事の内容が、多額の無駄が生じたことにと記者からの問いかけに対して、教育長は御答弁されたと思いますが、その際、どのような思いでこのコメントを出したのか。それについて御答弁頂けますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時01分)                              (再開宣告午後6時01分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) 新聞記事の内容については、高嶺小学校の事業計画の見直しになったことに大変申し訳なく思うと同時に、今後については高嶺小中一貫教育校について堅持し、推進していくという考えでありました。また改めて校舎配置、敷地拡張を含めた見直しの検討をしていくということを踏まえて、計画の見直しに係る実施した設計資料を活用して、期間を短縮並びに予算の効率化に努めつつ事業を推進していきたいと。そして大事なことは、高嶺小学校が移転するまで校舎の安全性の確保等も対応していきたいという思いでありました。最後に高嶺小学校の移転改築事業及び高嶺小中一貫教育校の推進に大きな期待を寄せていた児童生徒、それから保護者、地域住民、学校関係者に非常に申し訳ない思いは強く持っていました。だからこそ無駄にせずにしっかり次につなげていく方策を皆さんとともにやっていきたいと思っております。 ◆20番(新垣安彦議員) 私は、このコメントのその裏には、今教育長が述べたことが真実だと思っております。ですので今無駄という言葉が本当に独り歩きをしているんではないかということを大変危惧をしております。 それでは改めて教育委員会は、今回の工事見直しで発生した設計費の約1億3,000万円、これが本当に無駄という認識にあるのか。それについて御答弁お願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 建設事業において、今回基本設計、実施設計を実施しておりますけれども、実施設計おのおの、実施するのにあって今後の見直しにつきましては今回実施した設計資料を基に、基本設計と実施設計を合わせて行っていきたいと考えております。またその際には、その他の資料等も活用可能な限り活用してまいります。さらに見直しに際しましては既存の中学校のプール等、利用可能な施設については活用を含め建設費の圧縮を検討してまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、教育部長から御答弁頂きました。ですから無駄ではないんです。そのことを私はこの今の答弁の中で、無駄ではなかったということで認識していいか、それについて御答弁頂けますか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、今回実施しております基本設計、実施設計につきましての資料等を活用しながら今後の見直し活用で、その分についても活用していくということになります。 ◆20番(新垣安彦議員) ですのでしっかりとした見直し計画を立て、工事ができるように鋭意教育委員会は取り組んで頂きたいということを申し送りをしたいと思います。 今回の一般質問の中で、私が大変危惧するような、またそういう内容の発言がありました。その発言について教育委員会のほうに確認をさせていただきたいと思います。その発言内容は、イエスマンで逆らえない方々という発言があったと思います。当時の高嶺小学校校舎移転検討委員会委員に対して、かなり厳しい指摘がなされたと思いますが、この委員に対してイエスマンとはどのような意味をなすのか。これについて教育委員会の答弁を求めます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時07分)                              (再開宣告午後6時07分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 辞書によりますと、自分の考えを持たずほかの人の言いなりになる人となっております。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、教育部長から御答弁頂きました。イエスマンと発言された議員が、地元の状況を十分に熟知した上で議場でそのような指摘がされたと思います。それでは当時の検討委員会構成委員と学識、それから職歴について御答弁お願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 当時の教育委員会総務部長、高嶺小中学校長、高嶺小中PTA会長、関係自治会会長が5名、学識経験者2名による構成となっております。 ◆20番(新垣安彦議員) その任命責任者はどなたでしょうか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 当時の教育長と認識しております。 ◆20番(新垣安彦議員) それではイエスマンの発言に対する教育委員会の見解をお願いいたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 教育委員会としましては、当該委員の皆さんにおいてはイエスマンという認識は持っておりません。 ◆20番(新垣安彦議員) 次に、同じようなことが3日目の議員の一般質問の中にも出ております。その内容といたしまして、市が予算確保できなかった等を述べた上で、市民や子供たちへの裏切りとの発言がございました。またその方には罪滅ぼしという表現もなされておりましたが、この発言に対して教育委員会の見解を求めます。 ◎教育長(幸地政行) 再質問にお答えいたします。 事業計画の見直しに伴い、今後につきましては高嶺小中一貫教育校については堅持し、推進していく予定です。また改めて校舎配置、敷地拡張を含めた見直しを検討してまいります。また計画見直しに際しては、既に実施した設計資料を活用し期間短縮並びに予算の効率化に努めつつ事業を推進してまいります。併せて高嶺小学校が移転するまでの校舎の安全性の確保等も対応してまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) それではまた戻りまして、この高嶺小中学校の校舎改築でございますが、開校準備委員会の今後の在り方について御答弁お願いいたします。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 開校準備委員会の今後の在り方についてですが、高嶺小学校の移転改築工事が見直され工事期間が令和7年から令和9年になることに伴い、高嶺小中一貫教育校の開校も令和10年を目標にすることになりましたので、それに伴って開校に向けて取組を進めていた糸満市立高嶺小中一貫教育校開校準備委員会も一旦作業を休止することとしました。今後は高嶺小学校の移転改築工事の進捗状況に応じて開校の2年前をめどに、糸満市立高嶺小中一貫教育校開校準備委員会を再開していく予定としております。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、指導監から御答弁頂きました。それでは再度、見直し計画のタイムスケジュールについてお伺いをいたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 現段階での見直しのスケジュールといたしましては、令和9年度中に施設整備を完了し、令和10年度より高嶺小中一貫教育校としての開校を予定しております。事業の詳細予定としましては、令和4年から令和5年にかけて配置計画を含む基本計画の見直し、その後、1年から2年かけて基本・実施設計業務を行い、令和7年度に工事発注、令和9年度中の施設整備完了、令和10年度小中一貫校の開校予定として取り組んでまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) 今まで、これまでの一般質問の中で、この高嶺小中学校の校舎改築工事見直し等については幾多の議員から質問されております。そこで改めて高嶺小学校校舎移転改築に向けて、教育長の見解、決意をお伺いします。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 今後、見直し業務を進めていくに当たり、再度の見直しが発生しないように多方面から意見を伺い、計画を練っていく予定です。見直しの計画については、令和9年度整備完了を目標とし鋭意努力してまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) 併せてですが、やはり行政のトップは市長でございます。それで市長の見解を求めて次の私の一般質問に移ります。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 高嶺小中一貫教育校の開校計画に遅れが生じたことについては、児童生徒、保護者、また学校関係者、地域の方々、また市民の皆様におわび申し上げます。今後については児童生徒の安心安全を優先し、教育委員会とともに施設整備と合わせて推進してまいりたいと思っております。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、教育長それから市長からその決意のほどを述べていただきました。やはりこの件に関してはきちんと造って初めて教育長の責任が果たせると思います。それをしっかりと成し遂げていただきたいということを申し述べて次の質問に移ります。 小項目2、学校給食センター建設工事の進捗状況について再質問をいたします。本質問及び再質問は、私が6月定例会で確認したものがほとんどであります。しかし改めて再度確認を含めて再質問をさせていただきたいと思います。まず初めに糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会議事録において、PFI方式についてどのような議論がなされたか、時系列で御答弁を求めます。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 まず令和元年11月11日の検討委員会において、初期投資を抑えるためのPFI方式の検討の必要がある。コストの比較、PFI方式ができる県内企業の有無などを検討するには可能性調査が必要との議論がございました。次に令和元年12月24日の検討委員会におきまして、PFI可能性調査の必要性について、市全体の方針や方向性の決定や調査費用、基本計画で調査ができないかの議論がありました。今後、PFI方式については市全体の方針や方向性を決める必要があるため、今回の基本計画での検討は時間を要することから、別にPFI可能性調査を行う等の検討を要することに至りました。次に令和2年1月27日の検討委員会において、整備スケジュールにPFI導入の検討、起債について議論がありました。またPFI導入の有無について、また基本計画書へのPFI導入可能性調査を行う等の検討を要する記載について、また方針が決まればPFI可能性調査を行うことについて等の議論がございました。 ◆20番(新垣安彦議員) 令和元年第1回、令和元年11月11日に開催された中で、初期投資を抑えるために当時の財政課からPFI方式を検討することを要望するという文面があるはずなんです。つまり前市政の財政課において、PFIを勧めていたという記述があるんですが、それは確認できますよね。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時18分)                              (再開宣告午後6時19分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 会議の中で、財政課からのコメントとしてそのようなコメントがあったと認識しております。 ◆20番(新垣安彦議員) それではPFI導入等可能性調査での概算事業費約46億1,100万円のうち、交付金、補助金6億4,000万円の補助率は何%ですかお伺いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 補助率につきましては、補助単価に対して新増築10分の7.5、改築3分の1でございます。 ◆20番(新垣安彦議員) それが今の補助率、それがパーセンテージになります。それでは確認いたします。39億7,100万円が一般財源と起債ということの割合ですね、一般財源と起債の割合。またこの起債というのが、なかなか一般市民の方は理解ができないと思いますので、この起債の意味も教えていただきながら、そしてその起債の交付税措置が90%にいくのか、その交付が受けられるかどうかについて御答弁お願いします。
    ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 金額は39億7,100万円ということでよろしいでしょうか。補助金を除いた額ということでしたよね。糸満市立学校給食センターPFI導入等可能性調査時点での概算で申し上げますと、起債が約7割28億100万円、一般財源が約3割11億7,000万円となっております。また起債とは地方公共団体が資金調達のために負担する債務であって、その返済が一会計年度を超えて行われるものを言います。最後に起債の交付税措置は90%の可能性があるかについては、これもPFI導入等可能性調査時点での概算で申し上げますと、国庫補助対象分に係る起債額4億9,360万円の約9%程度交付税措置となっております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時23分)                              (再開宣告午後6時23分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦議員) その検討委員会の議事録の中に、こういう文言があります。起債の90%以上交付税措置が可能であればPFIより有利だと。今の総務部長の御答弁でいけば10%にも満たない。つまりこれを起債でやってしまうと、大変なことが糸満市に発生するという表れだと、財源がとんでもないほど出てしまうということが明らかになったということでございます。 それでは次の質問に移ります。現教育委員会は、前市政の検討委員会で議論の趣旨に従って今回PFI導入等可能性調査を行ったと理解していいか、御答弁を求めます。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 基本計画の中にもPFIの可能性については検討する必要があるとございますので、それに従いましてPFI導入等可能性調査を行ったところでございます。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは確認をいたします。この前市政での検討委員会の構成メンバー、また構成メンバーの学識及び経歴についてお伺いいたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) まず学識経験者2名、うち県庁職員OBで建設関連代表者、1名は食関連で市教育委員、保護者代表1名、糸満市PTA連合会会長、校長会1名、市小中学校校長会会長、市職員3名、当時の総務部長、企画部長、福祉部長、教育委員会職員2名、当時の総務部長、指導部長、栄養士3名、給食センター栄養士の構成です。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、教育部長から御答弁頂きました。私は、この中に学識経験者の中に建築土木関係の専門家、またまちづくり関係の専門家、それから環境衛生の専門家がいないのが不思議でならないんです。そういう中で基本計画が作成されたということから鑑みた場合に、専門性について教育委員会の、この私が述べた部分についてどのような見解をお持ちか、答弁お願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) このメンバーの中には、建築土木の専門家として県職員OB、当時の建設関連会社の方が1名含まれております。 ◆20番(新垣安彦議員) そういう形で、再度確認をするところですが、まず1つは可能性調査で建設候補地を調査した結果が出ておりますね。その結果、どのような問題点が判明し、建設計画にどのような影響があったのか、お伺いをいたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) まず1点目に当初基本計画の整備事業費30億3,200万円から約46億1,100万円と増額になったこと。2点目に、2か所の地質調査で確認したところN値50以上の支持層が1か所からしか確認できなかったこと。3点目にアクセス道は農道であることから、農道周辺の農業車両への配慮が必要であり農道の拡幅が必要であること。4点目に雨水排水について、下流部に氾濫のリスクがあるため調整池を設置する必要がある。またその分の用地も必要になること。5点目に隣地との境界に崖があるので、のり面を保護する工事が必要である。場合によっては新たな土地の購入も必要になってくるということ。周辺が農地のため、虫や飛砂の侵入、農地からの悪臭等の課題等があることから、その対策、対応が必要であると認識しております。 ◆20番(新垣安彦議員) そのようなことを踏まえて、そのようなことがございまして、今定例会に建設候補地策定業務委託料を予算計上した理由について御答弁お願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 令和4年3月に策定されたPFI導入等可能性調査で示された顕在化した課題への対応としまして、周辺環境の変化による事情を考慮した上で、当初の基本計画で除外された候補地や、真栄里屋外運動場周辺も含めて再考することになりました。そのため早期に建設用地の決定を行うためには、専門的な知識やノウハウを要するコンサルタントを活用することで建設候補地を選定することができることが提案の理由となっております。 ◆20番(新垣安彦議員) この建設候補地策定業務委託料を全額削除するという修正案が7名の議員から提案されましたが、もしその提案が可決されたとき、その場合にはどのような影響が出てくるのか、御答弁お願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 先ほど申し上げましたPFI可能性調査で示された課題への対応になりますので、それができなくなると考えられます。 ◆20番(新垣安彦議員) それではこの可能性調査報告書は、市民にどのような形で周知されておりますでしょうか、御答弁お願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 周知につきましては、令和4年4月7日に市のホームページにおいて公表しております。 ◆20番(新垣安彦議員) これまでのいろいろな議員の方から、この給食センターの建設事業について質問もされております。それで教育委員会として、このPFI方式による学校給食センター建設について、教育長の御見解をお伺いいたします。 ◎教育長(幸地政行) PFI方式は、設計・建設維持管理運営まで一体発注による効率的な運営ができる利点があります。加えてプロジェクトファイナンスによる金融機関の監視機能、財政の平準化により財政負担が軽減されます。このPFI方式により、新給食センターができ、安心安全なおいしい給食が子供たちに提供され、笑顔いっぱいの子供たちがいる学校になるよう教育委員会として努力していきます。 ◆20番(新垣安彦議員) 教育長、子供たちの安心安全な給食を提供するためにも、給食センターの建設は一日も早く進めていただきたいということを申し送って次の質問に移ります。 件名6、南部病院跡地利用計画について。小項目1、南部病院建物の取得状況について、小項目2、南部病院用地取得に向けての取組状況について、一括して再質問を行います。その前に、先ほどのいろいろな議論の中で、県が優先交渉権を条文化してあるかどうかということですが、私の見解としてはそれはないというふうに思っております。ではそれを申し伝えた上で再質問いたします。公社が南部病院の建物を先行取得するための根拠法をお聞かせください。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 土地開発公社が建物を購入する場合の根拠法令は、公有地の拡大の推進に関する法律第17条第1項第2号でございます。なお建物の購入については、その活用が目的ではなく土地を取得するための手段であり、今回は土地所有者の沖縄県と優先交渉権を得るためのものであることから、土地取得と一体的な事業と解され、この規定が適用されるものと認識しております。 ◆20番(新垣安彦議員) 私も今の企画部長の答弁に同意をするものであります。 それでは先行取得の理由について、改めてお伺いいたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 市は、一団の土地となった歴史的経緯等を踏まえ、県所有の土地を利活用したいとの意向がございます。なお沖縄県に確認したところ、土地譲渡の優先交渉権は建物所有者にあるとの見解が示されました。そのため建物を取得し、土地取得の優先交渉権のほか借地権、すなわち使用権を確保する必要がありました。 ◆20番(新垣安彦議員) 本当にそのような形でしか、今の南部病院の建物を取得する理由がないというふうに、今企画部長から御答弁を頂きました。その土地を取得した上で、市長は沖縄県に土地の無償譲渡についてどのような説明をしたのか、御答弁をお願いいたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 令和4年8月22日に市長、副市長及び企画部長等が沖縄県庁を訪問し、池田副知事に対して旧南部病院跡地の背景を盛り込んだ無償譲渡に関する要請を行っております。なお沖縄県へ要請した内容としましては、南部病院跡地の持つ歴史的意義等に鑑み、糸満市土地開発公社への優先的な土地の譲渡を行うこと、南部病院跡地の持つ歴史的意義等に鑑み当該土地の無償譲渡について最大限の配慮を行うこととなっております。 ◆20番(新垣安彦議員) その際に対応されたのが、池田副知事と新聞でも載っておりました。その新聞の記事の中での談話で、私自身が受けたのが無償譲渡は厳しいという印象でございましたが、これについて市当局の見解をお聞かせください。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 無償譲渡は難しいとの印象を受けたということでございますけれども、池田副知事からは財産の処分は病院事業局の事務ではあるものの、県の方針に準じて県庁内部での利活用の有無を確認し、利用計画がない場合に本市の利用計画の意向を確認するとのことであります。なお沖縄県からは、南部病院跡地に係る調査結果の報告の時期については具体的には示されておりません。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは企画部長、再度確認をいたしますが、県で今の南部病院跡地の利用がなかった場合には市のほうに相談をするという理解でよろしいでしょうか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 議員のおっしゃるとおりでございます。 ◆20番(新垣安彦議員) それではその際、今確認させていただきました。そして池田副知事からは県全体で土地の利用計画を調べたいと述べておりました。それはいつまでに調査し、いつまでに市に伝えるということまで言及されたのかどうか、御答弁お願いします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 池田副知事からは財産の処分は病院事業局の事務ではあるものの、県の方針に準じて県庁内部での利活用の有無を確認し、利用計画がない場合に本市に利用計画の意向を確認すると説明がありました。なお調査結果の報告の時期については、具体的に示されてはおりません。 ◆20番(新垣安彦議員) 企画部長、今こうして私が議会の場でこういう質問をしております。ですので市長からでもよろしいんですが、このような質問があったということを踏まえて県のほうに確認することは必要かと思いますが、これについて御答弁お願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時39分)                              (再開宣告午後6時39分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 県のほうで調査を行っているということを伺いましたので、その内容、それからいつまでにという期日に関して確認したいと思います。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひお願いをしたいと思います。 次に私事の質問になりますが、ぜひ池田副知事にお伝えしていただきたいというのがございます。それは糸満市民は県立南部病院の廃院と、さらには友愛会南部病院を開院することに対してすごく理解を示してきたわけです。しかし今回、その南部病院が撤退したということでございますけれども、それについて当局の見解をお伺いしたいと思います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 県立南部病院の廃止・経営移譲問題については、平成16年11月県立南部病院廃止・経営移譲反対住民協議会を立ち上げ、住民協を先頭に県議会及び関係団体等に廃止・移譲反対運動を行ってきたものと承知しております。その後、県と医療法人との協定の締結により、県立の機能を引き継ぐと同時に、よりよい医療の提供をするとのことから現行以上の医療水準を期待したところでありましたが、市民の総意としては県立南部病院としての存続を望んでいたものと認識しております。しかし令和2年6月に豊見城市与根地区に新病院が開院し、南部病院は現在の豊見城中央病院へ移転したことから、医療サービスへの影響など不安を抱える市民は増加したものと思われます。 ◆20番(新垣安彦議員) 私たち糸満市民は、この友愛会南部病院はずっと開院すると、営業するんだという下でやってきました。しかしながら今回撤退するという事態に至って、その撤退した後の土地利用関係について今回問題になっております。そこでそのことも踏まえながら、私はこの南部病院跡地については、糸満市民は県に対して土地の無償譲渡を主張する権利を有していると私本員は思っておりますが、これについて当局の御見解をお聞かせください。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 南部病院跡地の無償譲渡に関しましては、南部病院跡地の持つ歴史的意義等に鑑み、糸満市土地開発公社への優先的な土地の譲渡を行うこと及び当該土地無償譲渡について最大限の配慮を行うことを要請したところでございます。 ◆20番(新垣安彦議員) それでこの旧南部病院の建物は現在土地開発公社の所有であります。土地取得の優先交渉権は公社が有しています。今後、どのような形で県と交渉するのか、お伺いいたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 現在は、糸満市土地開発公社の自主事業として土地鑑定評価業務契約をはじめ南部病院跡地の利活用に係る基本計画の策定業務及び土壌汚染調査業務を締結したとのことでありますから、土地の鑑定評価の報告がされ次第、金額を含めた具体的な交渉に入るものと思われます。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは先ほどもお伺いしました。県がこの土地を使用するかどうか。もし南部病院跡地を県が使用するようにしても、公社と建物取得の交渉に入ることが、これはあり得ます。そういうことになれば土地の売買云々等も鑑みたとき、今現在公社が南部病院の建物を購入したということは無駄な支出ではなかったと、無駄な支出ではないというふうに思いますが、当局の見解を求めます。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 副知事は、南部病院跡地に関する歴史的意義や、これまで県病院事業局との協議の結果、建物を取得したことを承知していること、県庁内部での利活用の有無や糸満市長からの要請並びに議会の意見書の内容も含め検討を行っていくとコメントされました。なお県が南部病院跡地を使いたいと、つまり公共的に使いたいという申出をされた場合においては、その内容、規模等に応じて市も十分に検討した上で、その是非を判断していきたいと考えております。これまで市と県は信義則に基づき協議を重ねて現在に至っており、良好な関係を築いております。今後も丁寧に協議を重ねて、よりよい土地利用になるよう努めてまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、企画部長が答弁されたとおりでございます。今回の南部病院跡地については、やはり糸満市民が、そして糸満市がしっかりとこれを無償で取得できるような交渉をしていただきたいと思います。 それではこの質問に対して最後でございますが、南部病院の建物を取得したことで、市長が掲げる市民福祉と産業振興に寄与するものだと私は思料するところであります。土地利用計画が前進することは、さらなる糸満市発展につながると思いますが、最後に市長の御決意をお伺いして私の一般質問を終わります。 ◎市長(當銘真栄) 安彦議員の再質問にお答えさせていただきます。 南部病院跡地周辺については、本市の地域医療・福祉の拠点として重要な役割を果たしてきました。しかし糸満市社会福祉センターや生涯学習センター、老朽化した公共施設の更新や中央公民館機能の復元、新たな技術革新に対応した産業基盤の構築などについては現役世代を代表する市長として解決する必要があります。そこで災害に強いまちづくりの推進に当たり、高齢者や障がい者等の要援護者が安心・安全に避難生活が送れるよう配慮するとともに、住民の福祉及び世代間交流の拠点として高台という優位性を生かし、福祉避難所や社会福祉センターの機能を備えたふれあい交流センターの整備を南部病院跡地を含む福祉ゾーンに計画しているところであります。今後の展開としては、福祉の向上及び産業の振興に資する重要な土地を取得するために、スピード感を持って周辺を含めた有効な土地利用を図ることが第5次糸満市総合計画における本市の将来像としてつながりを深めチャレンジするまち糸満市の足がかりとなりますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。 ○議長(金城寛) 以上で一般質問を終了いたします。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後6時48分)...